濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

干し芋を作ろう!

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干し芋


先日、竹虎スタッフが今の季節は竹ざるで何を干したら美味しいかを話していたのですか、その中で出た「干し芋」というワードに私はピンときました。というのもおすそ分けでさつまいもをたくさんいただいたのですが、どうやって食べようか悩んでいたんです。ということで干し芋作りに挑戦しました!


まずサツマイモの皮をむいて、切って、水につけてアクを抜きます。切り方は自由ですし、皮もむいてもむかなくてもどっちでもいいようですが、黒ずみをふせぐためにアクだけはしっかりとったほうがいいそうで、数時間水につけます。その後、蒸篭で15分から20分くらい蒸します。


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蒸しあがりが美味しそうすぎて、3切れくらい食べました(笑)蒸篭で蒸したらなんでも美味しくなりますが、さつまいもも例外ではありません。このまま全部食べてしまいそうだったのですが、今回は干し芋を作るという目的のために我慢です。


蒸した後は竹ざるに広げて2日から5日干します。干す期間は自分の好みの硬さになるまでというかんじで決めていいようです。ちょうどいいお天気にめぐまれたので、朝ベランダに干して仕事に行き、夜に取り込んでまた朝干すというかんじで私は3日干しました。もちろん干している途中にもつまみ食いしてしまい、最終的にできた干し芋は少なかったです(笑)


ただ私にとってはちょっと硬くなりすぎたので干すのは2日でよかったかもしれません。あと早く作りたい気持ちが上回ってアク抜きを疎かにした(15分くらいにしかしませんでした)のでちょっと干しイモが黒ずんでしまいました。


反省点は少しありましたが、これで干し芋は出来上がり。ジップロックなどの保存袋に乾燥剤と一緒に入れて冷蔵庫で保存すると一ヶ月はもつそうです。注意するところや美味しく作るためのコツはありそうですが、干しいもの作り方自体はとっても簡単。自然な甘さで全然飽きがこないので、冬の間のおやつは自家製干し芋になりそうです。今回作った分はすぐなくなっちゃいそうなので、近々また作ります!今度は途中でなくなっていくことも想定して大量にやる予定です(笑)