私にはささやかな夢がひとつあります。それは料理雑貨やカトラリーといった、竹のキッチン道具をコンプリートすること。蒸篭や鬼おろしなど地味に雑貨は増えてきたものの、中々手を出せなかったのが極上カトラリーシリーズです。スプーン1本にあのお値段・・・と思うと気が引けていたのですが「極上」の名に誘惑され、まずは極上竹カレースプーンをゲットしました!
初めて使う、とっておきカトラリーです。これはもうカレーを、それも渾身のカレーで使わなきゃ!という事で、いざキッチンへ。さすがにルーは市販ですが、野菜も牛肉も圧力鍋でトロトロに煮込んで、赤ワインとスパイスで風味付けしたビーフカレーをクッキング。それと、もうひと手間かけてデコカレーにしてみました。美味しくしたい!可愛くしたい!と言うソレだけのために白米と人参、グリンピースは、蒸篭で別に蒸しています(笑)
日頃は作っても時短レシピばかりなので今回みたいな料理(特にデコ料理)は、ほぼ作りません!でもお気に入りの竹スプーンが待っていると思うと、初めて家族に料理を振舞った時のような、ワクワクとした気持ちで台所に立てました(^^)あ!もちろんスプーン自体、お皿部分が薄いので最後まで綺麗にルーを掬えますし、口に運んだ時のコツンとした歯触りが気持ち良く・・・我が家にお迎えして大正解です。
久しぶりに楽しく料理が出来たのと極上竹カレースプーン効果で、自分で言うのもアレですがカレーは大満足の出来に♪とは言っても、まだまだ竹のキッチン道具コンプリートまでは道が長いので、気長に増やしていきたいと思います。
竹虎で働くようになってからお部屋に竹製品や自然素材のものが増えたのですが、その中でもお気に入りトップ3くらいに入るのが、スズ竹市場かごです。ただ私はお買い物かごとしては使っていません。部屋に置いてカメラや色々な充電器など、主に小型の電化製品を入れる収納ボックスのような使い方をしています。
ごちゃごちゃした電化製品を入れてもお気に入りのハンカチを上に被せるだけでいいですし、口が大きいので上から見るとだいたいどこに何があるかパッとわかります。もちろん元々買い物かごなので持ち運びも簡単。何より市場かごを買ってよかったことは、竹かごが部屋にあるだけで何だか雰囲気がよくなるということを教えてくれたことです。なのでお気に入りというか、きっかけを作ってくれた大事な宝物というかんじになっています。
こうして私の部屋には竹製品や自然素材のものがじわじわと増えていっているのですが、前々から欲しいと探しているのが野菜を保管する竹かごです。じゃがいもや玉ねぎなどの保管もそうですし、最近は家庭菜園などで作ったお野菜をもらう機会も増えまして、ますます欲しい意欲が高まっています。
そして最近になってやっとぴったりな竹かごがあるのに気づきました。それは根曲竹お買い物かご。見た目も可愛らしく、丈夫で大きさも充分。お客様の中にも野菜の保管に使っている方がけっこういらっしゃるようで、日本人体質なんでしょうか、そうやって使っている方がいると分かったとたんに安心して買うことを決意しました。(笑)しかしお声を色々読んでいるとなんと洗濯かごとして使っている方もいらっしゃるそうで。実は私、洗濯かごも探していまして、これは2つ買うべきなのか...?と新たな悩みが出ているところです。
皆さんは背中が痒くなった時、どうしますか?孫の手?誰かに掻いてもらう?それとも、テレビなどでよく見る柱の角等で掻きますか?実は、私は孫の手の代わりになる物で掻いていました。しかし、以前、商品に破損があるということで竹曲がり孫の手を頂きました。長さがあり、不思議なカーブのついた孫の手は初めて見たので
「ホントに掻きやすいのだろうか?」
と半信半疑。疑り深く見ていました。しかし、実際に使ってみるとその思いも吹き飛びました!!もう、凄く掻きやすいし、なんといっても腕が楽なんです!!恥ずかしいことに最近、楽なことばかりにはしってしまう私ですがホントに楽です。絶妙なカーブがついた長い柄。しかも、軽い。炭化加工をしているので、少し独特な香りがすることもありますが、正直、楽さにはかないません。
竹虎には3種類の孫の手があり、一番オーソドックスな形で、地味な感じですが、やっぱり掻きやすさが一番だ!と私は思っています。四十肩、五十肩とよく耳にしますが、肩が痛くて上がらない。と悩んでいる人には、"救いの手"かもしれません(笑)。
しかも、刻印も出来るようになったので、自分の名前や送る人の名前。メッセージなど、贈り物など幅広くいろんな事に使えるのです。そうそう、これからの時期は、敬老の日が来るので是非、おじいちゃんやおばあちゃんにメッセージを刻印して、たった一つの贈り物をお届けしてはいかがでしょうか?