濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

メジカの季節がやってきました♪

青竹踏み


今日の天気はどうかなあ。主婦が洗濯物が干せるかどうか気にする様に、竹屋も毎朝空を見上げます。竹皮草履や青竹踏みなど、いろいろな物を乾燥させるのにお日様や風の自然の力を借りるんです。今日は駐車場一面に青竹踏みが並んでいますよ。


先日は「メジカ竿の竹ある?」とお店の方から声が聞こえて来たのでスタッフ同士で思わず目配せ!いよいよメジカの季節が近づいて来たんだなぁと思わずにんまりです。


メジカと言うのは一般にはソウダ鰹と呼ばれる魚のことで、8月頃から店頭に並び始め、大体1ヶ月くらいしか食べられないお楽しみ食材なんです。おまけに足が早いので釣ったその日のピチピチしか食べられないので漁港に近い所でしか味わえないんです。お刺身には新子(しんこ)とかロウソクなどと呼ばれるやや小ぶりで一年物の若いメジカが絶品です。刺身のツマにはリュウキュウと言うはす芋がこの辺ではポピュラーでシャキシャキの食感がメジカと良く合うんです。仕上げにブシュカンと言う高知特産の酢ミカンを絞ってお醤油をたらせば最強です。どうです美味しそうでしょ♪


虎竹の里のある須崎市では毎年メジカ祭りと言うイベントもあります。機会があればぜひ遊びに来て下さいね。