濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

『小豆島の光』へ行ってきました!

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小豆島の光


待ちに待ったゴールデンウィークです。「せっかく頂いたお休みを有意義に過ごさねば!」と言うことで、竹虎web担当組で香川県小豆島町へ行ってきました。小豆島は映画「八日目の蝉」や「魔女の宅急便」のロケ地でもあり、今話題の観光スポットです。そんな中で私たちが向かったのは、日本の棚田百選のひとつ、中山千枚田でも有名な小豆島町中山地区。そこには竹虎スタッフとして、一度見ておきたい竹のアート作品があります。今旅行の目的は巨大な竹ドーム...昨年の瀬戸内国際芸術祭をにぎわせた、ワン・ウェンチー(王文志)氏制作「小豆島の光」です!


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地元産の竹、約5000本で編み上げたという大きな竹の家、小豆島の光。残念ながら老朽化が懸念されるということで、今回はドーム内へ入ることが出来ませんでしたが、その迫力は外から見るだけでも圧巻もの!棚田の緑と青空の下、ゆるやかに伸びる竹ドーム...景色丸ごとが、居るだけで胸が清々しくなる空間です。「凄い!永住したい!」なんて言葉が、思わず口をついてでます。暑い日差しも、すべっとした竹表皮や竹編みの陰を見ているだけで涼しげな気分に。まさに竹林効果です。


そうそう!不思議だったのは、この独特のデザイン。皆様一体なんの形に見えますか?私にはマルッとした屋根や伸びた通路が、ゾウの顔にも見えますし、アジアや中東(?)にある宮殿にも見えました。


ああ、でもドーム内に入れなかったのが本当に残念で仕方ありません...。小豆島の光は壁も屋根も、もちろん床も竹製。つまり中に入るだけで、いつでも青竹踏み状態なんです(笑)旅行で歩き疲れの足に、この竹床は絶対エイなぁ~!!なんて。ホームシックならぬ青竹踏みシックになりながらの、楽しい小豆島旅行を仲間と過ごしました(^^)