濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

すごいぞ竹乃子ちゃん♪

筍と鶏肉の旨煮


高知のスーパーにはよく産直市があって、高知の農家さんの新鮮な野菜や果物から手作りのお惣菜にお菓子、お漬物や果てはメダカなんかも売られています(笑)季節によって並ぶものも様々、春になって山菜が並ぶようになったかと思えば、今は筍がたくさん並んでいます。


ということで先日は筍料理作ってみました!作ったものは「筍と鶏肉の旨煮」、筍にしっかり味がしみてご飯がすすむ一品でした。料理はあまり得意でない私でも美味しくできましたよー!


ところで、みなさん竹虎のメールマガジン「たけマガ」はご存知ですか?竹虎の新商品から虎竹の里の話、竹の豆知識に高知のローカル情報まで虎竹の里の竹乃子(たけのこ)ちゃんがいろんな情報を教えてくれるんですよ。


実は今回の料理は、たけマガで竹乃子ちゃんに教えてもらったものなんです。筍料理のレシピまで教えてくれるなんて痒いところにも手が届くと言いますか...竹乃子ちゃんすごいです!


たけマガはバックナンバーも用意してありますので、ちょっと気になるっていう方はぜひ読んでみてください!ちなみに「筍と鶏肉の旨煮」のレシピは『14/04/11発行 【たけマガ】竹虎の竹職人ってどんな人?竹職人たちを一挙ご紹介!』に載っていますよー!

つちの日って知っていますか?

4月に入ってよくのぼり竿が立っている光景を目にします。


「あ~、もうそんな時期か...。」


と、思うことがあり、数年前までは毎年、私の実家に立てていたことをどこか懐かしく感じています。しかし、最近では鯉のぼりを立てる場所が無いので、ベランダ用の小さな物が多くなってきていますし、のぼり竿に木を使用しているのがほとんどです。昔は大きな孟宗竹を使用していたようですが、いつの間にか木が主流になっていたのかな?と思うほどです。


実は私の家も、鯉のぼりを立てる場所が無く、小さい物でもいい。と思っていましたが、縁起物だからと大きな鯉のぼりを頂き、フラフに幟にとお祝いに頂き立てる事になり、そう思えば、3本、実家の山から木を切り出し、使っていた事を思い出しました。その時に、父の言った言葉に私の頭に「?」の文字が浮かびました。


「木を切る時は、この日がつちの日やき切ったらいかん。明けてから切って乾燥させて、皮を剥ぐぞ。」


「つちの日」って?


「つちの日に木や竹を切ったら、虫が入ったり、腐りやすい。だからきられんがよ。つちの日が明けてから切らんといかんが。」


と、言われました。不思議に思い、調べてみると不思議なことが分かりました。


つちの日とは

●大犯土(おおつち)
  庚午(かのえうま)の日から丙子(ひのえね)の日迄の7日間

●小犯土(こつち)
  戌寅(いぬとら)の日から甲申(きのえさる)の日迄の7日間


のことだそうです。それに奇数月にしかないそうです。実家の冷蔵庫に貼られている紙に「つちの日」が書かれているのを見たことがありましたが、意味までは全く知らず、気にすらしていなかったことに後悔をした感じでした。


こういったことも、調べてみないと分からないことで、そういえば祖母がお餅やお味噌を作り時に、よく暦を見てもち米や大豆を水に浸していたことを思い出しました。


昔の人はそうやって暦とともに農作業等、色々なことをしてきたのかな~?と、お恥ずかしいですが、この年になって思ったことでした。今、私も竹虎に入社して、竹を身近に感じながら仕事をしていますが、まだまだ知らないこと、勉強することが山ほどある!と再認識したことでした。

インパクトを求めて

竹炭パウダー


真っ黒い食材といえば皆様、どういったものを想像されるでしょうか?イカ墨、黒豆、ひじき、意外なことにブルーベリーも黒い食品に含まれるようです。竹虎でも黒い食品をご紹介させて頂いているのですが竹炭豆、竹炭かりんとう、竹炭飴(どれも美味しいんですよ)で目と舌が慣れると、次は竹炭パウダーに興味が湧いてきました。


お椀に入れた自家製ヨーグルトに竹炭パウダーを小さじ1杯。よーくかき混ぜると...灰色になりました。灰色って中途半端な色で好きじゃないんです。なので追加。合計大さじ1杯は入れたかと思います。うん、見事なまでの真っ黒。口の中で炭がじゃりじゃりいいますがヨーグルトの味も風味も全く変わりません。


面白くなってホットケーキやクッキー、パンに入れてみましたが素材本来の味が変わる事がありませんので料理を選ばず使えて、とても便利です。この前はお米2合に竹炭パウダー大さじ1杯入れてご飯を炊きました。「お急ぎコース」で20数分後、ドキドキしながら炊飯器の蓋を開けると.........全体が綺麗に真っ黒!!お水を張るとダマになった竹炭パウダーが表面に浮かび、お米に混ざるか心配でしたが取り越し苦労に終わり一安心。


さて、これで何をしたかというとご飯に鶏肉と野菜を混ぜます。黄色の玉子焼きから真っ黒いご飯をわざと見せたらインパクトのあるオムライスの出来上がり!


最近のお気に入りは粉末のグリーンスムージー・竹炭大さじ1杯、豆乳を蓋付きシェイカーに入れます。上下に振ったらほんのり甘い真っ黒ドリンクの出来上がり。真っ黒い物が体外へ排出され健康に役立てば良いなと毎日飲んでいます。


そうそう、柔らかくしたアイスクリームと混ぜても良いのではないかと思いますが、なにぶん相手は0.015ミリという細かさ。アルミのスタンドパックから慎重に取り出したつもりでもこぼれてしまう事があります。すぐに拭き取らないと黒さが残ってしまい家族から怒られるのは内緒の話(笑)。

鬼おろしってご存知ですか?

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「たった今テレビで見たんだけど、大根おろしある?」
「鬼おろしについてもっと詳しく教えて!」


先日のKBCテレビで竹製鬼おろしが放映された途端、こんなお電話が鳴りっぱなしだったんですよ。注文はもちろん、製品についてのご質問にも、鬼おろしに興味を持って下さってると思うとテンションが上がって一杯お話させて頂きました♪


例えば「長芋とかネバネバした食材をおろした後に、洗いづらくは無いですか?」とのご質問があったのですが、私のお勧めは亀の子タワシです。ギザギザの部分も安全にガシガシと洗えて、歯を痛める心配も少なくって優れ物ですよ。


他にも「専用の受け皿って本当に必要?」とのお声もありました。確かに絶対に必要かと聞かれれば、他の容器でも代用は可能です。でも少しだけイメージしてみて下さい。片手に大根(食材)、もう片方に鬼おろしを持っておろす時に、受け皿が大きすぎたり小さかったりすると不安定で余分な力がかかって疲れるという経験をされた事は無いですか?受け皿がジャストサイズだと、この余分な力が軽減されて楽なんです。当社の竹皿はサイドの溝にも一工夫♪ 歯の部分をくるっと裏返した時に持ち手がパッチと収まる様になってるんです。鬼おろしの命とも言える歯の部分を保護する収納容器にもなって一石二鳥だと思いませんか。


最後は私が鬼おろしを使ってよく作る一品料理をご紹介します。


お味噌汁の具材で余りがちな豆腐やシメジに、たっぷりの大根おろしを使ってみぞれ煮を作るんですが、豆腐は軽く水気を取って片栗粉をまぶし少量の油で表面をカリッと仕上げます。カロリーは少し気になるけれど、油を使うとコクがでて私好みです。大根おろしに麺つゆなどで味付けし、豆腐やシメジを入れてぱっと煮たてれば完成です。盛りつけにカイワレ大根やアサツキをちらすと良い感じですよ。


皆さんも美味しい鬼おろしレシピ教えて下さいね。