「お母さん、スリッパ履いてかまん?(履いていい)?」
と、買い物に出掛ける時に玄関から大きな声が毎回のようにします。それは、我が家では衣替えの時期を境目に、ある物が玄関に顔を出します。それは、竹皮スリッパ。小さい頃からビーチサンダルを良く履いていたので
「ひょっとしたら。履くかな?」
という甘い考えで試しに買って帰ったのがきっかけでしたが、それからは毎日のように履いている竹皮スリッパ。もう、2年くらい履いています。最初は竹皮の足触りに違和感があったようですが、履き慣れてくるにつれて気持ち良くなり、まわりの人からも
「いい履き物、はいちゅうね(履いているね)。」
と、声を掛けられるの事にかなりご満悦の様子です。そろそろ、サイズも小さくなってきたから、新しいサイズに新調しよう。と話しているのでが、やっぱり、1足目のスリッパには子供ながら愛着があるようで、そう簡単には、手放せないようです。
1度、買ってすぐにスポンジが剥がれてしまい、修理してもらった竹皮スリッパなので余計に愛着があるのかもしれません。きっとこの夏も買い物やお祭りの時に履いて出掛けるのではないかと思います。