130年続いてきた職人技!虎竹の油抜き・矯め直し動画公開


竹虎 株式会社 山岸竹材店

創業明治27年(1894年)より竹材・竹製品製造卸業として皆様にご愛顧いただいている竹材専業メーカーである、虎斑竹専門店 竹虎(運営:株式会社山岸竹材店)です。この度、高知県須崎市の特産品である虎斑竹(とらふだけ)を使用した製品作りに欠かせない「油抜き」および「矯め直し」の一連の作業工程をまとめた動画を公開しました。虎斑竹はその美しい模様で知られており、竹虎の職人たちの技術が、その魅力を最大限に引き出しています。

虎斑竹は竹虎本社が位置する高知県須崎市の安和地区「虎竹の里」に生育している竹で、独特の虎模様がその名前の由来です。竹林で育っている段階ではまだ模様は見られませんが、伐採後に行う「油抜き」作業で、竹の表面に美しい虎模様が浮かび上がり、艶やかな仕上がりとなります。

竹製品を作るためには、自然に育った竹を加工する「油抜き」と「矯め直し」は欠かせない作業です。竹虎では、虎斑竹の「油抜き」をする際、700度のガスバーナーを使った乾式の方法が採用しており、竹表面の汚れを取り除くとともに、虎模様を際立たせます。また、この工程では竹の天然の油分である竹瀝(ちくれき)が熱によって浮き出るため、ニスを塗っていると思う方もおられる程、ツヤツヤとした光沢が得られます。竹虎の職人たちは、ウエスという布を使い、竹を丁寧に拭き上げながら、その輝きを引き出します。

さらに、自然に生えている竹には曲がりが生じていますが、油抜き後の余熱を利用して「矯め直し」という矯正作業が行われます。この技術によって、竹は真っ直ぐな状態に整えられ、製品としての品質が高まります。

この度の動画では、竹虎の職人たちが一連の作業工程を披露しており、自然素材の竹が持つ美しさと、そのポテンシャルを最大限に引き出す竹虎の職人技が詰まったこの動画では、虎斑竹がどのようにしてその美しい姿を現していくのかを詳細にご覧いただけます。炎を使った伝統的な技法や、竹の曲がりを直す精巧な作業の魅力を、ぜひ動画でお楽しみください。


<2024年10月5日(土)より動画公開>
【竹虎】虎竹の里の職人技、130年続けられてきた虎斑竹の油抜き・矯め直し


■竹虎 (株)山岸竹材店 概要

会社名
竹虎 株式会社 山岸竹材店
所在地
高知県須崎市安和913-1(本社・本店)
代表取締役
山岸 義浩
創業
1894年(明治27年)
資本金
1000万円
事業内容
特産虎斑竹(とらふたけ)をはじめとして各竹細工
竹製品、竹炭、竹酢液など製造・卸・販売
URL
https://www.taketora.co.jp/
※高知家健康経営アワード2021
※令和2年度ふるさとづくり大賞総務大臣賞
※第7回環境省グッドライフアワード環境地域ブランディング賞
※RED BULL BOX CART RACE TOKYO 2019準優勝
※第33回 高知県地場産業大賞高知県地場産業奨励賞


■本プレスリリースに関するお問い合わせ先

竹虎 (株)山岸竹材店 竹虎四代目(山岸 義浩:やまぎし よしひろ)
E-Mail:info@taketora.co.jp
<本社>竹虎(株)山岸竹材店
〒785-0024 高知県須崎市安和913-1
TEL 0889-42-3201  FAX 0889-42-3283 (営業時間 9:00~17:30)

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