創業明治27年(1894年)より竹材・竹製品製造卸業として皆様にご愛顧いただいている竹材専業メーカーである、虎斑竹専門店 竹虎(運営:株式会社山岸竹材店)の四代目、山岸義浩が台湾時間2024年4月22日(月)に台湾の台中繊維工芸館で開催される国際竹工芸フォーラムにて講演をします。
4月18日~20日まで、第12回世界竹会議において虎竹電気自動車「竹トラッカー」で台湾新竹市の国立陽明交通大学の特設コースを疾走し終えたばかりの竹虎四代目は、休む間もなくスピーチを行い、竹文化の発展を目指します。
今回ご一緒させていただく盛志華台湾竹美術館館長の徐氏、台湾竹工芸の竹彫り師である施氏のお二人とは以前より交流があり、共に国際竹工芸フォーラムを盛り上げます。お陰様で定員一杯の聴講者の方々にお越しいただく事になり、心より感謝申し上げます。
竹籠や竹ざる、竹箸など、竹は日本人にとって昔から暮らしの中でなくてはならない身近な素材でありました。現代でもその存在は多くの人を支える一方で、近年のライフスタイルの変容や新素材の登場、海外輸入品の流通、職人の後継者不足により姿を消しつつある竹細工もあります。日々の生活を支え続けてきた竹たちを、これからも少しでも伝えていきたい、そんな思いで講演に臨みます。
この講演では、竹と日本文化との深い関係を明らかにしながら、あまり知られていない竹の利点と用途にスポットライトを当てます。昨年5月に宜蘭県で開催されたアジア太平洋ソーシャルイノベーションサミット2023では、日本の竹文化を中心にお伝えしましたが、今回は台湾の竹文化も含めて更に専門性の高い内容のお話をさせていただきます。
基調講演:
■竹虎四代目 山岸義浩
創業明治27年(1894年)より高知県須崎市安和、虎竹の里でしか綺麗な模様が浮かばない土佐虎斑竹を中心に、竹ざる・竹籠・竹炭など、約1,200点以上の竹製品を取り扱う老舗竹屋の四代目。継続利用可能な唯一の天然資源と言われ、SDGs(持続可能な開発目標)の分野でも注目される竹。1985年から竹虎が言い続けてきた「21世紀は竹の時代」をモットーに環境や人にも優しい商品をお届けしています。
ディスカッション:
■徐氏 竹織り職人 - 盛志華台湾竹美術館館長
2015年 第3回世界籐織物芸術祭~サードプレイス~夢の世界~
2023年 第5回世界籐織物芸術祭 準優勝
■施惠閔 竹彫り師
2020年 台湾クラフトコンペティション 新光三越特別賞
2023年 ウズベキスタン第2回国際手工芸フェスティバル 伝統手工芸技術継承賞
開催日:2024/4/22(月)
開催時間:午後1時30分~3時30分 国際職人フォーラム
イベント場所:台中繊維工芸館
指導単位:教育省
主催:国立統一大学研究開発室イノベーションインキュベーションセンター、デザイン学部アボリジニ学士号プログラム
共催:台中市文化局、台湾竹工芸協会
計画名:113年制高等教育深化計画「Facing Two:大学の社会的責任を果たす」
※高知家健康経営アワード2021
※令和2年度ふるさとづくり大賞総務大臣賞
※第7回環境省グッドライフアワード環境地域ブランディング賞
※RED BULL BOX CART RACE TOKYO 2019準優勝
※第33回 高知県地場産業大賞高知県地場産業奨励賞
■本プレスリリースに関するお問い合わせ先
竹虎 (株)山岸竹材店 竹虎四代目(山岸 義浩:やまぎし よしひろ)
E-Mail:info@taketora.co.jp
<本社>竹虎(株)山岸竹材店
〒785-0024 高知県須崎市安和913-1
TEL 0889-42-3201 FAX 0889-42-3283 (営業時間 9:00~17:30)