重要無形民俗文化財、越中福岡の「菅笠(角笠)丸輪付き」が新登場です。

重要無形民俗文化財にも指定されている越中福岡の「菅笠(角笠)丸輪付き」が新登場です。職人の手作業で作られた昔ながらの笠は見栄えは勿論、実用性にも富んでいます。

現代では、時代劇やお遍路さんの着用物として目にする菅笠。菅(スゲ)には防虫・抗菌作用のあるコボフェノールAや肝機能障害をおさえるパリドールという成分が含まれています。また、汚れに強く、撥水性に富んでいるので昔から笠の素材として栽培、製造されてきました。その特性を活かした雨除けとしての使用や、日除けの役割を担ってくれます。

菅笠の骨部分には竹骨を使用。今までずっとこの笠骨作りに従事されてきた熟練の職人が製造しています。そして、続く縫いの工程も勿論手仕事で行われるのです。「笠ぼんこ」と呼ばれる菅笠作りの道具箱から針を出し、一針一針丁寧に縫い進めて仕上げます。

菅笠は、被った時に頭を安定して固定するための丸輪付きです。この丸輪も同じ菅で作られおり、左右にある耳輪は稲わら製となっています。さらに、左右の耳輪、耳輪を結ぶ後ろ紐、顎紐も付いています。着用すると昔懐かしい雰囲気ですが、非常に軽く蒸れずに快適。先人の知恵が沢山詰まった菅笠をぜひご覧ください。

＜虎斑竹専門店　竹虎＞
菅笠(角笠)丸輪付き 48cm　販売価格 5,000円（税抜）

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