第11回世界竹会議がメキシコのハラパで開かれます。開催期間は2018年8月14日(火)~2018年8月18日(土)の5日間。この国際会議に日本から只一人、竹虎四代目が招待され基調講演を行うことになりました。約500名もの竹関係者の方々に「日本唯一の虎斑竹(とらふだけ)」の事をお話します。
世界各地で3年に1度開催される世界竹会議は「竹のオリンピック」とも言われる竹の祭典です。竹の生育域と言うと日本をはじめ中国、東南アジアが思い浮かぶかもしれませんが、元々南方系の竹は赤道直下の国々、オーストラリア、中南米、アフリカなどの温暖で湿潤な地域に広く分布しています。WBCにはこのような竹生産国はもちろん、アメリカ、ヨーロッパなど世界中の竹業界、竹研究者が大集結し、竹の開発において世界中で何が起きているかを確認し合い、グローバルコミュニケーションを通して情報交換、技術移転の仕組みを創造しています。
竹虎が発表する「日本唯一の虎斑竹」は、高知県須崎市安和でしか成育しない、竹表皮に虎模様の浮かびあがる不思議な竹。かつては土佐藩山内家に年貢の代わりに献上されていた歴史があります。文献に残るだけでも、江戸時代から生産と製造を続けている虎竹の里と竹虎の営みを世界に知ってほしい。またもう一つ、「虎竹の模様は霜が降りると綺麗に出る」という昔からの言い伝えどおり、近年温暖化の影響からか虎竹の色付きが悪くなってきています。そんな虎竹の現状をお伝えし、環境問題に対して人が竹から学ぶことがもっとあるのではないかと問題提起をしたいと考えているのです。
第11回WBCには日本唯一の虎竹で作った電気自動車「竹トラッカー」も現地に運び、世界中の方に見て、触って、乗車して虎竹を身近に感じてもらう予定。基調講演に竹トラッカーの展示にと、積極的に参加してまいりますので竹虎の活動に是非ご注目ください。
<虎斑竹専門店 竹虎>
第11回世界竹会議
※高知家健康経営アワード2021
※令和2年度ふるさとづくり大賞総務大臣賞
※第7回環境省グッドライフアワード環境地域ブランディング賞
※RED BULL BOX CART RACE TOKYO 2019準優勝
※第33回 高知県地場産業大賞高知県地場産業奨励賞
■本プレスリリースに関するお問い合わせ先
竹虎 (株)山岸竹材店 竹虎四代目(山岸 義浩:やまぎし よしひろ)
E-Mail:info@taketora.co.jp
<本社>竹虎(株)山岸竹材店
〒785-0024 高知県須崎市安和913-1
TEL 0889-42-3201 FAX 0889-42-3283 (営業時間 9:00~17:30)