放置竹林の有効活用に！動画「ポーラス竹炭の焼き方」を新たに公開です。

竹は、約3ヶ月で親竹と同じ大きさになるほど成長の早い植物です。そのため、継続可能な天然資源として昔から人々の暮らしの中で活用されてきました。しかし、高齢化や過疎の問題もあり、人の手が加えられていない放置竹林の問題が全国的にも深刻化しています。竹虎より、放置竹林の有効活用法として提唱される、ポーラス竹炭とその焼き方を動画で公開いたしました。

ポーラス竹炭は、竹林の中にある平坦な場所を利用して焼き上げます。炎の温度は、なんと700度前後まで上がるのです。火が燃え移ってしまうのでは...と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、竹は油分に加え水分も豊富。竹林は湿度が高いのできちんと管理をしていれば、山火事になることはありません。

ポーラス竹炭のメリットは、第一に低コストで焼けること。竹を山から運び出す山出しの作業など、竹林整備は人の労力がいります。しかし、間伐した竹を竹林の中でそのまま焼き上げるので、手間や時間を大幅に省くことができるのです。第二に畑など農業用の肥料に適しています。「porus（ポーラス）」は「多孔質」という意味を持ちます。たくさんの穴がある事で、土壌を改良してくれる微生物が住みやすい環境が作られるのです。最後に、出来上がったポーラス竹炭は、土壌改善剤として畑やガーデニングに利用されるので、山で仕事をされている方々にとっても経済的な助けになっています。

高齢化や過疎の問題がさらに深刻化する中、ポーラス竹炭は美しい里山を次の時代に残すための大きな希望だといえるのです。詳しくは竹虎のポーラス竹炭(放置竹林解消)のページよりご覧ください。

＜虎斑竹専門店　竹虎＞
ポーラス竹炭(放置竹林解消)

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