世界的デザイナー、渡辺竹清氏のバッグができました。網代編みの巨匠という名にふさわしい渡辺竹清氏。
竹芸師・清の次男として生まれ、「竹清」を襲名した後、有名宝石店T社専属デザイナーの経験やエレザ・ペレッティ女史との仕事を経て日本工芸会正会認定と伝統工芸士に認定され、息をのむような美しい竹作品を創作されています。
網代編み(あじろあみ)では右にでる者はいないといわれる渡辺竹清氏が最高峰の技術で編み上げた究極の竹バッグは、100年たった煤竹で創作されています。
煤竹(すす竹)は、古民家の囲炉裏の煙でいぶされた竹の事です。茶褐色の色目は、いぶされて自然についたもので、縄目には色が着かずに残ったものもあります。中には100~150年も前の竹もあり茶道具などにも珍重されますが、現在では囲炉裏のある家屋が少なくなっているので今後、ますます貴重な素材と言えます。
この貴重な素材を使用した、煤竹鶴文様バックは、波網代とよばれる技法で編み込まれています。見る角度により、光の加減により、その豊かな表情の変化が楽しめます。煤竹と染め上げた真竹の竹ひごを使うことにより模様が浮き上がるようなあしらいにされています。繊細で美しい竹編は、鶴が舞うように見えることから鶴文様とも呼ばれる面白い編み目です。
持ち手の鳳尾竹は、特殊技法により染め上げており、この色つや、光沢、染色の傑作です。しっくりくる手触りも抜群、煤竹との最高の共演です。バッグの内側には、すべて巾着付き。マチのついた小さいポケットもあるので機能的に便利、使い勝手の良さも考えています。縦、横しっかりと力竹が入れられており、横の力竹には「竹清」と銘が彫られています。
世界最高のデザインと技、100年の竹の重みに竹虎の歩みが合わさった竹バッグの逸品です。
<虎斑竹専門店 竹虎>
渡辺竹清作 煤竹鶴文様バック
※高知家健康経営アワード2021
※令和2年度ふるさとづくり大賞総務大臣賞
※第7回環境省グッドライフアワード環境地域ブランディング賞
※RED BULL BOX CART RACE TOKYO 2019準優勝
※第33回 高知県地場産業大賞高知県地場産業奨励賞
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竹虎 (株)山岸竹材店 竹虎四代目(山岸 義浩:やまぎし よしひろ)
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