<奇跡の里帰り>なんと!?ニューヨーカーという名の竹かごバッグ


竹虎 株式会社 山岸竹材店

数十年の時を経て、アメリカはニューヨークから、かって日本で製造されて太平洋をわたっていった竹バックが帰ってきました。

モダンな感性でつくられた完成度の高い竹バッグを、最近エコ素材としても注目される竹をさらに見直していただく機会にしたいと虎斑竹(とらふだけ)というイギリスBBC放送が取材にくるような高知県須崎市安和地区でしか成育しない虎柄のような模様のできる日本唯一の竹で復刻しました。

<物語> そもそも、日本の竹細工は30~40年前には日本の輸出品として遠くアメリカ やヨーロッパなど世界に送られていました。竹虎でも主にヨーロッパなどに虎竹 や黒竹を釣り竿用として製造していた歴史があるのです。
そして、実はこの竹バッグもそんな日本の竹工芸として、太平洋を越えてはるば るアメリカの地に運ばれていったものの一つだったのです。

さて、それから幾年月、マンハッタンの街を歩いていた渡辺先生のご友人の目は、さっそうと歩く一人のニューヨーカーに釘付けになります。思い思いのいでたちで人のあふれかえる大都会。その中でキラリと光る和の輝き。
そう、その手に持たれていたのが、かつて日本で生産され海外に送られた、このバッグでした。

ご友人は、このバッグに一目で惚れ込んでしまい頼み込んで、その時ご自分が持たれていたバッグと交換していただいたそうです。数奇な運命によって長い長い 年月を経て日本に帰ってきた竹バッグ。
ところが、今度は日本に帰ってこられたこのご友人を訪ねた渡辺先生の煤竹バッグと交換されます。
ご友人が今度は渡辺先生の創作された美しい竹バッグに心ひかれたのです。

こうして、このアメリカ帰りの竹バッグは先生の工房に飾られました。一つの 幸運がありました。
ちょうど同じ思いの竹職人さんがおられてこのバッグの復刻に挑戦されていたのです。同じようなサイズ、同じ素材の最初の竹バッグはこうして手にすることができました。

白竹の美しさ、清々しさはいいものです。でも、アメリカからはるばる里帰りした竹バッグとはほんの少しですが何か違う感じがします。そこで、自分たちがずっと親しんできた日本唯一の虎竹で制作して頂くことにしたのです。


<関連サイト>
奇跡の虎竹バッグ ニューヨーカー


奇跡の虎竹バッグ ニューヨーカー
■竹虎 (株)山岸竹材店 概要

会社名
竹虎 株式会社 山岸竹材店
所在地
高知県須崎市安和913-1(本社・本店)
代表取締役
山岸 義浩
創業
1894年(明治27年)
資本金
1000万円
事業内容
特産虎斑竹(とらふたけ)をはじめとして各竹細工
竹製品、竹炭、竹酢液など製造・卸・販売
URL
https://www.taketora.co.jp/
※高知家健康経営アワード2021
※令和2年度ふるさとづくり大賞総務大臣賞
※第7回環境省グッドライフアワード環境地域ブランディング賞
※RED BULL BOX CART RACE TOKYO 2019準優勝
※第33回 高知県地場産業大賞高知県地場産業奨励賞


■本プレスリリースに関するお問い合わせ先

竹虎 (株)山岸竹材店 竹虎四代目(山岸 義浩:やまぎし よしひろ)
E-Mail:info@taketora.co.jp
<本社>竹虎(株)山岸竹材店
〒785-0024 高知県須崎市安和913-1
TEL 0889-42-3201  FAX 0889-42-3283 (営業時間 9:00~17:30)

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