たけとら
竹虎
since 1894
お店のひとこと
「21世紀は竹の時代です」
安和のトンネルを抜けると、そこには虎竹(虎斑竹「とらふだけ」)の生産地。虎皮の模様の虎竹は、全国でも唯一、この一帯にしか育たない珍しい竹だ。1894年の創業以来、この虎竹をつくり続けてきた竹材専門メーカー「山岸竹材店」のお店。広い店内、見わたす限り、すべて竹製品。奥には作家ものの作品もあって、博物館のようでもある。4代目の山岸義浩さんは、「竹のある暮らしを見直して、自然の力で快適に」と、竹製品と竹の効果の情報を次々と発信する。冬は竹の刈り入れ時期。山に入るのは75歳~90歳の職人さんたちで、3、4年ものの竹だけを見極めて刈るという。山から運び出された竹は田んぼに並べられ選別される。田んぼが一面、竹となる風景は、冬の風物詩。
おすすめ商品
■竹皮ぞうり(抗菌性に富み、夏は涼しくて冬は暖かい。フローリングに最適のぞうり)
■竹炭(孟宗竹の有効利用は炭しかない!土窯で焼いています。飲料水に炊飯に)
■虎竹削り箸(手削りで、盛りやすいように丸みがあり、細身。小骨が多い魚も食べやすいと好評)
■炭せっけん(一押し商品です)
■マダケのピクニックバスケット
(雑誌「やさしいくらしの店 自然派ショップ全国ガイド」より転載)