丈夫で履き心地満点!筍の皮の草履(ぞうり)
夏涼しく、冬暖かい、竹どころ高知で作られる筍の皮の草履。わら草履のように、履いて屑が出るということがなく、とにかく丈夫。編みが緊密なのでクッション性に富み、足裏のツボを刺激して、抗菌効果もあります。汚れたら水洗いもできるので、フローリングの室内履きに最適。昔は小学校の上履きにされたほど多く作られましたが、原料調達に手間がかかり、技術者も高齢化の一途。今ではその生産量に限りがある貴重な特産品です。屋外用のスポンジ底のものもご用意しました。
草履にする竹皮は、筍からはがれ落ちたものしか使えないため、筍が成長する5~6月に、竹林で1年分が採取される。数年寝かせてしなやかになった皮を熟練の古老が丹念に編み上げる。
竹皮健康草履 室内用
裏面は横に編み目が入っているためフローリングでも滑らず、傷もつかない。初め竹皮の屑が少々出ますが、馴染むとおさまります。
竹皮健康草履 屋外用
外履きに適したゴム底の屋外用。鼻緒も竹皮です。
(雑誌「家庭画報 1999年夏のコレクション」より転載)