タケ製の飯籠で春を運ぶ
明治27年に創業した竹材専業メーカーの竹虎。キッチン道具、アクセサリーなど幅広いタケ製品を取扱い「タケのある暮らし」を提案している。使用したのは数種のタケで編まれた炊き立てのご飯を保存する飯籠。籠の中にアレンジしたのは野山で摘んできたような草木とその間から顔を出す球根植物の花々。芽吹いたばかりのようなフレッシュな色合いが春の訪れを告げる。
[今日の器]伝統と匠の飯籠(網代蓋)
25.5×H30cm
竹虎(株)山岸竹材店
高知県須崎市安和913-1
TEL:0889-42-3201
FAX:0889-42-3283
https://www.taketora.co.jp/
[Flower&Material]◎ムスカリ◎ラグラス◎ツゲ◎ヒバ◎ヒメミズキ◎チューリップ'ポリクローム'◎ハゴロモジャスミン◎マツバ
製作/坂口美重子
撮影/佐々木智幸
(雑誌「フローリスト4 Florist 2017 APR.」より転載)