虎斑竹 快走
特産PR 須崎の竹材店が電気三輪車
須崎市の竹材店「竹虎」が、トラの毛皮のような模様が入った特産の虎斑竹で覆った電気三輪自動車をつくった。同店の山岸義浩社長が、虎斑竹の魅力を知ってもらおうと、インターネットで出資を呼びかけて車を購入。長さ4メートルの竹約50本を割いて編み、座席やハンドル、外装などに装飾を施した。
虎斑竹の模様は、幹に付着した菌の作用でできると言われている。限られた地域にしか自生しておらず、地元では籠や耳かきに加工されてきた。車は、来訪者の竹林見学などに使う予定という。問い合わせは同店。
(新聞「朝日新聞 2016年10月3日」より転載)