お取り寄せの逸品
伝える、残す。
伝統の逸品
鬼の歯のような竹刃から生まれる、
ふんわか美味しい大根おろしに舌鼓。
≪鬼おろし≫
江戸時代から庶民に親しまれている大根、中でも大根おろしは栄養価の高い美味しい食し方として、日本人に愛されています。その大根を下すのに最適なのが「鬼おろし。」竹を加工し、鋸歯状に三角の突起を持たせている。この刃が鬼の歯を連想させるところからその名が付いた。江戸初期に北関東地域の郷土料理「しもつかれ」を作るために生み出されたという文献もあるが定かではない。
この粗くギザギザの歯で下した大根おろしは、ボリューム感があり、栄養が無駄なく摂れ、水分を逃さず空気をたっぷり含んでいるので食感が良いのが特徴。今回紹介する商品は、国産孟宗竹を材料に、創業122年の老舗が作り上げた逸品。この秋、魚に、お鍋に、ぜひ使って欲しい、日本独特の銘品である。
(雑誌「SMILE VOL.19 HOUSE&LIFESTYLE MAGAZINE」より転載)