白竹八ツ目手提げかご
幾何学模様の編み込みが美しい手提げかご。底面は緩やかな弧を描き、4隅で踏ん張っているような印象をもたらす、安定感あふれる形状が特徴となっている。使い込むほどに竹材ならではの飴色の表情が楽しめる。
天然素材の風合いを生かした一点ものを探せ!
あけびなどの草の"つる"や木の樹皮、竹材など、いわゆる天然素材を用いたかごやバッグは根強い人気を誇っている。その魅力の源は大量生産の綿やレザー等にはない風合いと希少性。使い込めば使い込むほどに艶が出て、深い色味になっていくなど、風合いが増し経年変化を楽しむにはもってこいの素材と言える。また、ユニークな形状の一点ものも多く、他人とは違うものを探し求める人にはうってつけのバッグだと言えそうだ。
竹
かごやバッグの材料としては最もポピュラー。表皮の青色をそのまま活かした「青もの」、「青竹」、真竹を油抜きして日に晒した「白もの」、「白竹」と、どちらも古くから親しまれている
(雑誌「Free & Easy 8月号 第18巻第202号」より転載)