FB活用こうして
経営者参加し鶴岡で勉強会
フェイスブック(FB)をビジネスツールとして活用する方法を学ぶ勉強会が6日、鶴岡市の庄内産業振興センターが開かれ、実践事例の紹介を通じて今後の可能性について探った。約130人が参加。庄内地方で活躍する経営者らがFBを活用した事例を紹介。インターネットコミュニティーを生かした取り組みや、ネットを通じて資金を募る「クラウドファンディング」などの説明を行った。
引き続き、虎のような模様が特徴的な「虎斑竹」を使用し、竹製品の製造・通販を行っている「竹虎 山岸竹材店」(高知県)の山岸義浩社長が講演した。山岸社長は1997~2000年、ネットショップの総売上が300円だった苦しい時代を明かし、「失敗は自分が勝手に決めること。苦しい中でも続けていれば成功する可能性がある」。FBについては「これから人がつながっていくツールとしてなくてはならないもの」と話し、「自分にしかできない幸せを届けてほしい」と激励した。
庄内地域在住の自営業者らでつくる「みんなで集えば文殊の知恵」が主催した。
(新聞「山形新聞」より転載)