もうひとつの「花粉症」情報
鼻づまりに即効!アトピー改善にも効果!
環境にやさしい資源、竹炭を焼く過程でできる水溶液が花粉症を即効的に改善。
鼻、のどスッキリと話題の「竹酢液」
竹酢液のスプレーで鼻づまりがとれる!
花粉症の人の常備薬といえば、鼻の炎症を抑える点鼻薬。不快な鼻水や鼻づまりを抑えるのに、点鼻薬は欠かせないといいます。とはいえ、医薬品ですから、1日の用量に限りがあります。使い過ぎると、血管を圧縮させて血流を悪くし、逆に症状を悪化させることもあるそうです。何か自然のもので、点鼻薬と同じような効果があるものはないか?そんな希望をもっている人々の間で、話題になっているのが竹酢液(ちくさくえき)です。竹炭を焼く過程でできる酢のような水溶液で、これを水で薄めたものを、鼻にスプレーすると、鼻水や鼻づまりがピタリと止まると評判になっているのです。もちろん、化学的に合成された成分は一切含まれていないので、一日に何回スプレーしても、症状を悪化させる心配はありません。
また、鼻スプレーのほかにも、竹酢液を用いた花粉症対策法があります。それについては、あとで詳しく紹介するとして、まず竹炭と竹酢液について説明することにしましょう。ご存知のように、竹は驚くほど成長の早い植物です。山林はどんどん伐採していくと、ハゲ山になってしまいますが、竹林はすぐに新しい竹が生えてくるので、環境を荒らすことがありません。しかも、資源としてもすぐれています。竹林からは竹の子がとれるし、竹そのものは竹細工や家具などに利用できます。さらに、窯で焼いて、炭を作ることもできるのです。最近では水を浄化したり、消臭効果があるということで、備長炭などの炭がブームになっていますが、竹炭にも同じような効果があります。
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・強い生命力をもつ竹が健康にも役立つ
お風呂では竹酢液の蒸気を深く吸い込む
竹炭を焼くと、煙が出てきます。この煙には竹が大地から吸い上げた、ミネラルなどの有効成分が煙の中に溶け出してきます。この煙を冷やすと、それらの成分が溶け込んだ液体ができます。これが竹酢液です。なかでも、最もすぐれた竹酢液は、減圧蒸留方式で作られたものです。気圧を下げると沸騰する温度が下がりますが、この竹酢液は減圧した環境で沸点を40℃程度に下げて蒸留させています。高温にならないため、有効成分がほとんど損なわれません。安全性にもすぐれているので、鼻などの粘膜にスプレーするなら、この竹酢液ではなくてはなりません。
さて、なぜ竹酢液で花粉症の症状が軽くなるのでしょうか。その一つとして、竹酢液に豊富に含まれているミネラルが、炎症を起こした粘膜を修復に導くという説がありますが、まだ完全に解明されたわけではありません。いずれにしても、経験的に、竹酢液が花粉症に有効であることは間違いないようです。粘膜に直接つけるのは、安全性の点から、減圧蒸留竹酢液でなければなりませんが、入浴剤としてなら、普通の製法の竹酢液も利用可能です。花粉症対策としては、竹酢液のお風呂に入ったとき、よく蒸気を吸い込むようにすると、鼻がよく通り、呼吸が楽になってきます。
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・竹酢液の入浴剤はよく温まるだけでなく、湯気を吸い込むことで鼓膜の炎症を和らげる
のどが痛いときに即効の竹酢液うがい
減圧蒸留竹酢液で鼻スプレーするには、100~500倍に薄めたものを使用します。実際には、コップに入れた水に竹酢液を数滴たらし、実際に使ってみて適切な量を知るようにするとよいでしょう。スプレー容器は、できるだけ細かい霧が出るものを選びます。そして、鼻の粘膜に吹きかければ、鼻水、鼻づまり、くしゃみなど、花粉症による鼻のトラブルはすぐに治まってくるでしょう。
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・減圧蒸留法で精製された竹酢液。コップの水に1~2滴たらしスプレーしたりうがいする
(雑誌「はつらつ元気 2005年2月号」より転載)
花粉症の人のなかには、のどの粘膜がかゆくなる人もいます。こんなときは、コップに減圧蒸留竹酢液を1~2滴おとし、うがいをします。竹酢液は殺菌効果もあるので、風邪の初期でのどが痛いときなど、これでうがいをすると治りが早くなるという報告が多数あります。なお、減圧蒸留竹酢液を、水やお茶に1~2滴おとして飲んでいる人もいます。このくらいの濃度で飲用するのであれば、とくに問題はないでしょう。竹酢液はミネラル豊富なので、健康維持や生活習慣病の予防などに役立つと考えられます。
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・減圧蒸留法で精製された竹酢液。コップの水に1~2滴たらしスプレーしたりうがいする
●竹酢液が花粉症に効いた 体験談1
竹酢液をぬったら鼻づまり即解消。入浴剤効果でセキも出なくなった
綿棒で液をぬったら鼻づまりがとれた!
4年ほど前から、竹酢液の入浴剤を使うようになりました。竹炭石鹸と一緒に使い始めたのですが、まだ竹酢液が花粉症に効くとは知りませんでした。でも、竹酢液の入浴剤は、体がとてもよく温まりやすい、竹炭石鹸もにやさしいので、気に入って使っていました。花粉症の話からそれますが、この入浴剤と石鹸を使っているうちに、水虫がすっかり治ってしまいました。また、孫は湿疹が出やすいんですが、竹酢液のお風呂に入れていると、湿疹が出なくなりました。
さて、竹酢液が花粉症に効くことを知ったのは、昨年2月のことでした。入浴剤と石けんを買っている竹製品の専門店の奥さんから、教えてもらいました。 使うのは入浴剤の竹酢液ではなく、もっと純度の高い減圧蒸留竹酢液というのを使います。この竹酢液を水で100倍以上にうすめて、その水に綿棒を浸します。それから、麺棒を鼻の内側に塗るんです。すると、鼻がスーッと通ってくるんです。しかも、一度ぬると、かなり長い時間持続するのです。普通は1日3回、花粉がきついときでも4回ぬれば、快適に1日過ごすことができるんです。 また、風邪のひき始めで、のどが痛くなったときは、この竹酢液を数滴たらした水でうがいをします。すると、翌日にはのどの痛みが消えているのです。
もう一つのどによい方法は、竹酢液の入浴剤を入れたお風呂で、深呼吸を20回することです。私は呼吸器官系が弱く、セキが出やすいのですが、去年から、これを続けていたら、セキがほとんど出なくなりました。 今年もそろそろ花粉症の症状が出そうなので、いつでも使えるように、竹酢液と綿棒は用意しています。簡単に鼻が楽になる方法として、みなさんにおすすめしたいですね。
(雑誌「はつらつ元気 2005年2月号」より転載)
●竹酢液が花粉症に効いた 体験談2
竹酢液の鼻スプレーを実行したら鼻がスーッと通り点鼻薬が不要に
竹酢液のうがいでのどのかゆみが解消
竹酢液のことは、昨年の2月、私と同じように、花粉症で悩む友人から教えてもらいました。高知県の竹の専門店が販売しているもので、インターネットの通販で購入しました。買ったのは減圧蒸留という方法で作った竹酢液で、とても純度が高いので、100倍以上に薄めて使います。私は友人に教えられたとおり、コップ1杯の水に竹酢液を2~3滴おとし、その水をスプレー容器に入れて、鼻の中にシュッシュッと吹きかけました。すると、つまっていた鼻がスーッと通ったんです。とても自然な感じで鼻が通ったので、びっくりしました。 点鼻薬は一日に何度も使えませんが、これは自然のものですから、回数を気にせずスプレーできます。といっても、持続性もけっこうあるので、一日数回スプレーするだけで十分でした。
また、のどが痛いときには、竹酢液をおとした水でうがいをするといい、と聞いていました。私はその方法で喉のかゆみがきえるのではないかと思い、実行してみました。効果はてきめんで、あの何とも言いようのない、のどの不快感が、スーッと消えてしまったのです。のどのかゆみはどんな方法でも解消できなかったので、これはうれしかった! 今年は1月から花粉が飛んでいて、もう症状も出ているので、早々と竹酢液のスプレーとうがいを実行しています。これさえあれば、つらい花粉の季節も元気に過ごせると思います。
●竹酢液がアトピーに効いた 体験談3
知り合いの子供のアトピーも改善
体もポカポカ温まり肌もツルツルになる
竹酢液の入浴剤も愛用しています。これを入れるとお湯が黒っぽくなります。決してきれいな色とはいえませんが、自然のものなので、むしろ安心です。効果もすぐあり、このお風呂に入ると、体がポカポカと芯まで温まり、疲れもよくとれるような気がします。女房も、この風呂は温まり方がちがうと言ってますし、肌もツルツルになると、喜んでいました。
肌によいといえば、竹酢液はアトピーにも効くそうです。知り合いの子供は、減圧蒸留竹酢液を水で薄めて、肌の傷のあるところにぬり、竹酢液のお風呂に毎日入れたら、ずいぶんよくなったと、喜んでいました。同じような悩みを持つ方は、試してみるとよいと思います。
(雑誌「はつらつ元気 2005年2月号」より転載)