疲れた足が喜ぶ
ひんやり、竹のすのこ
熱がこもり、蒸れた靴をようやく脱いで、家の中へ。
日本人なら誰もが実感する解放感と心地よさをさらに高めてくれるのが、この竹の玄関すのこです。
素材は、高知県四万十産の黒竹。
足を受け止めて適度にしなる、独特の感触が自慢です。
渋いつやは、火であぶって竹が内包している油分を表面ににじみ出させることで生まれたもの。
塗料とは違った自然の美しさは、使ううちにますます深みを増します。
高さを調節できるアジャスターでガタつきを防止。ゴムの滑り止めもついています。
脚の部分には、耐久性の高い四万十ヒノキを使用。国産材で丁寧に手作りされています。
(雑誌「家庭画報 2012年6月30日発行」より転載)