風合い豊かな竹製品
中でも虎斑竹は唯一無二
全国唯一の虎斑竹を育む高知県須崎市安和の虎竹の里より、竹のある暮らしを提案しているのが、明治27年に創業した老舗竹材専業メーカーの竹虎だ。表面に虎皮状の模様がある虎斑竹は、天然記念物第一号の指定も受けるような珍しい竹で、安和の虎竹を取材したイギリスBBC放送ではミラクルバンブーと称するほど。本メーカーでは、虎斑竹の個性を最大限に活かすために、ため木という昔ながらの道具を使用して製竹。虎斑竹をはじめとするさまざまな竹製品を展開する。竹ならではの質感と風合い、丈夫さを活かした多くの商品は、日本のみならず海外でも注目を受けている。
・虎竹ランチボックス
虎皮状の模様が入った虎斑竹で作られたランチボックス。今では少なくなってしまった四角い形の竹細工ができる職人によって手掛けられた、独特の趣ある仕上がり。
・竹製大根おろし(鬼おろし)
余分な水気のないシャキシャキとした食感の大根おろしができる鬼おろし。 身の厚い孟宗竹を割って削り出し、磨き上げた本体は、割れることなく丈夫で長持ちする。
・竹網代ティッシュケース
シックな印象で和洋問わずにあらゆるスタイルの部屋にフィットするティッシュケース。 網代編みの上蓋も含め、全体につや消しのポリウレタン塗装が施されている。
(雑誌「Men's JOKER別冊 おしゃれ雑貨 Selection 2012年5月25日発行」より転載)