和道具 和の味 巻きすのコーナーで、伊達巻き卵用巻きす(鬼すだれ)が掲載されました。
昔ながらの調理道具「巻きす」は室内の仕切りや日よけに使われてきたすだれが元となった調理道具で、その成り立ちは江戸時代後期と考えられているそうです。鬼すだれはだて巻きづくりには欠かせない巻きすの一種。しっかりとした三角形の竹ひごが伊達巻き卵に綺麗な波模様をつけます。
巻きずしを簡単に作るために生まれたという巻きすは、何気ない道具ではありますが日本人の身近によりそってきた、これからも無くてはならない和道具の一つではないでしょうか。