竹炭は燃焼温度や焼き方によって性質が変わると言われています。炭窯の燃焼温度の目安は700度で、800~1000度の温度で焼かれた炭は酸化物質と結合しやすい性質となり、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドなどの有害物質の吸着に優れています。
それ以下の比較的低温で焼かれた竹炭はアンモニアなど、アルカリ性物質と結合しやすい性質を持っており、消臭でお使いいただく場合は、それを参考にお選びいただければと思います。また低温で焼かれた炭は室内の湿度を調節する調湿機能にも優れており、お部屋や床下などの調質にも多く使われています。
主に調湿や匂い取りに使われる低温で焼かれた炭は、高温で焼かれた炭に比べ柔らかく、形が崩れやすくなっています。そのため炭職人さんから持ち込まれる竹炭も形が様々となっています。それを竹虎内の規格で竹炭バラ、お達者クラブの竹炭、竹炭(粗粉)という3種類に、大きさ別に選別しなおしています。
お使いいただく目的や使用される場所、量やお値段も見ていただきながら決めていただいて、竹炭の効果をぜひ実感していただきたいと思うのです。