竹虎の人気商品の中に黒竹玄関すのこがあります。これは玄関に置くすのこなのですが、黒竹をそのまま使い、竹そのものの美しさと自然素材ならではの存在感などが、見る人を癒してくれるのではないかと思っています。
その黒竹玄関すのこなのですが、どうせ置くなら自分の玄関や用途などによって、ぴったりの大きさや高さで、別注として作りたい方が増えています。長さを長くしたり、短くしたり、高さを高くしたりと、それはお使いいただくお客様によって様々です。
今回は長さを長くしたものと高さを微妙に高くした黒竹玄関すのこのご注文をいただきました。長さを長くしても、奥行きが同じなら、既製品用に用意してある四万十ひのきの足がそのまま使えるので、上に貼り付ける黒竹の長さを調整し、場合によっては3本の足を4本や5本にしながら製作します。
高さや奥行きを変える場合は、その足から作り変える必要があり、そのたびに製材屋さんでひのきを引いてもらい、アジャスターの取り付け穴の加工や、塗装をかけるので、どうしても時間を頂き、費用も余計にかかってしまうことがあります。
それでもこうして自分なりの大きさや高さにこだわるということは、ちゃんとしたイメージがあり、期待度も大きいと思います。その期待に添えるよう、またそれ以上の商品をお届けしなくてはと思うのです。