超大型の台風21号が過ぎ去りました。高知県内でも道路の冠水や、強風による住宅の屋根やビニールハウスの破損など、たくさんの被害があったようです。すぐ前が海という立地の竹虎本社工場も以前の台風では屋根が飛ばされたり、雨が吹きこんだりと何度も被害に遭いましたが、今回の台風では大きな被害もなく安心しました。
とはいえ、台風当日が衆議院選挙投票日ということもあり、テレビが開票のニュースばかりで各地の被害が分かりにくかったのですが、県内はもとより、全国各地で大きな被害が出ているようです。改めて自然の怖さを感じた台風となりました。
台風が過ぎ去った後、被害がないかと自宅やそれぞれの会社を見回ることだと思います。農業をされている方は、畑やビニールハウスや農作物の被害がないかと見回ることだと思います。自分は竹屋ですので、当然竹林を見て回ります。
ほんの1週間前に2日かけて重機を入れての山の道の整備をしたばかりでしたので心配していましたが、道はこのように綺麗なままです。しかしあちらこちらで竹が倒されています。根を大きく張り、また竹はしなやかでなかなか折れたりしないのですが、これを見ると山はなかなか強い風が吹いたのだと感じます。
実はこの山には崩れそうな山肌など心配をしていた場所が2か所ほどありました。しかし雨が少なかったこともあり、崩れることもなく、土砂災害的な大きな被害はなかったように思います。
これからが竹を伐るシーズンです。竹を伐る前にまず、倒れた竹や雑木などの整理をすることから始めます。今週末も台風が接近する恐れがあります。どうかそれますように、また他の地域にも何も被害がないようにと願うしかありません。