梅雨が明けても、まだ梅雨のようなムシムシする虎竹の里ですが、そろそろ秋から冬にかけての虎竹の伐採時期に向けて、準備をしないといけない時期となりました。
竹は秋から冬にかけての伐採ですが、それまでに竹林の下草を刈ったり、またその山まで行く道の整備をしておかなければいけないのです。今年は2年に1度の焼坂の道を重機で整備をする年です。重機を借りたり、重機に乗ってくれるオペレーターの手配や日程の調整もそろそろ始めなければいけません。
最近のゲリラ豪雨などで焼坂の山に上がる道も、ところどころ山肌が緩くなり、石や土が落ちて来て、道幅も狭くなってきています。山道自体も山に降った雨が道の上を流れていくので、削れて傷んでいるところが多くあります。
梅雨前にはその道を流れる水を切るために、ところどこ溝を切って谷に水が落ちるようにはしてありますが、どうしても多く雨が降った時などには道を流れる水で山道が削れてしまうのです。
それを直すために重機を入れるのですが、その前に焼坂の山のてっぺんまで続く約5キロほどの山道の草刈りや道に倒れた竹や木の整理を行います。夏真っ盛りですが、気持ちはもう秋の伐採に向いているのです。