虎竹の入荷もそろそろ終わりです

虎竹の入荷もそろそろ終わりです


竹は秋から冬にかけてが伐採の時期とされ、その時期に切った竹は虫が入りにくく、腐りにくいとされています。これはこの時期が竹が休んでいる時期で、水分も養分も一番少ない時期とされているからです。虎竹も同様で、1月までが伐採時期としています。


しかし1月いっぱいで竹が出てこなくなるということではありません。切り倒した虎竹の枝を払ったり、束にして山から下してくるのには大変な手間がかかり、時間もかかります。その竹がまだこの時期になっても出てくる理由なのです。


こうして山から下してきた虎竹を、大きさや色付きによって1本1本選別していく作業もそろそろ終わりに近づいてきました。次はこの竹を竹虎工場に持ち帰り、用途や規格ごとに分けて切断していきます。


切断された虎竹は、残った枝を打ち、油抜きや矯め作業をして、やっと綺麗な、美しい色の虎竹になっていきます。入荷が終わればこれからは、工場内で虎竹の製造作業が本格的になっていくのです。

春がやってきています

春がやってきています


一年の始まりは立春からと言われています。旧暦では立春が正月と考えられていたため、その前日の節分は大晦日の役割を持ち、一年の厄を払うために豆まきをします。2月3日の節分には豆まきをし、恵方巻きを食べられた方も多いのではないでしょうか。


竹の伐採時期は種類によって多少の違いはありますが、秋から冬にかけての寒い時期とされています。これは竹が水を上げてなく、休んでいる状態で養分も少なく、伐採後も腐りにくく虫も入りにくいとされているからです。


虎竹の伐採も1月末で終わりとなりました。まだ山に倒されたまま出て来ていない竹も多少ありますが、今期の竹の入荷も終わりが近づいてきました。毎年のことですが竹の入荷が終わる頃にはもう春がやってきています。


虎竹の伐採も終わり、竹虎本社前に植えられている梅も咲き始めました。まだまだ寒い日が続いていますが、春はもうそこまで来ています。