竹虎の中でタルキと呼ばれる虎竹の部材があります。虎竹は大きさにもよりますが、6~8mほどの長さで竹虎工場に運ばれてきます。その竹の根元のほうから4mほどの規格にカットし、それを虎竹の4m物として製品にしていきます。
大きい竹はある程度先の方まで大きさがあり、4m物を取った先でもある程度の大きさのある物があります。ある程度の大きさのあるものはタルキとして7尺(約2.1m)ほどにカットしていきます。
竹は元のほうは節間も短いですが、先に行くにしたがって節間が長くなっています。タルキとして取る竹は節間が30cm以上ある物も多く、今ではほとんどの竹が虎竹丸切り竹の材料として、それぞれの取れる長さでカットされてストックされています。
いろんな竹細工の材料として、ある程度の長さの中で節の入らない材料が必要な場合はよくあることです。1本の竹からその節間の竹だけを取って使うとなると、使えない部分が多くできて、コストアップや無駄に繋がります。
必要な長さの節間の竹だけを使えると無駄も出来ずに、効率も良くなります。そういった意味でこのタルキをカットした虎竹丸切り竹は1本の長い竹をお買い上げいただくよりも、ちょっとした竹細工などにお気軽に、お試しにお使いいただくのには使いやすい材料だと思うのです。
日栄 興ニ
はじめまして!
ネット検索をしておりましたらこちらの記事を見つけまして、メールさせて頂いております。
虎斑竹の節を含まない部分だけで35センチ程の物を探しています。
使用目的は、ワカサギ釣りの釣竿の穂先を作ります。釣竿なので節があると曲がりが不自然になってしまいます。
虎班竹は皮目の模様が綺麗ですので、それを活かして作ってみたく思いました。
在庫がありましたらお手数ですが御連絡頂けたらと思います。
竹虎工場長
日栄 興ニ 様
コメントありがとうございます。
また虎斑竹に興味を持っていただき、ありがとうございます。
ご希望の物はこちらでいかがでしょうか?
虎竹丸切り竹36㎝
節が無く、長さも36㎝以上の商品となっております。
また在庫もございますので、ご検討をよろしくお願いいたします。