黒竹玄関すのこの足

竹虎ならではの、竹そのものを使って、足の気持ちよさはもちろんのこと、玄関先の雰囲気を変えてくれたり、段差を軽減することでたくさんのお客様に喜んでいただけている黒竹すのこ。これはその黒竹すのこの足の部分に使う四万十ひのきです。


玄関は多少の勾配が付いていることもありますし、そのままの木材に竹を打ちつけただけでは、どうしても置いた時にガタガタする恐れがあります。それを防ぐためにはどうしてもアジャスターが必要だったので、こうしてアジャスターを埋め込む穴を開けているのです。


四万十ひのきをカンナがけで綺麗に整え、ベルトサンダ―で表面を再度綺麗に削った後、アジャスター自体が入る穴と、アジャスターのねじ部分が入る小さい穴を開けたあとに、こうして手作業で3回に分けて塗装をかけていきます。


最近はお客様の玄関に合わせたり、好みの大きさでお作りすることも多くなりました。その場合は四万十ひのきの手配から、カット、研磨、塗装と、一からの作業となるので、どうしてもお時間をいただくことになります。でも自分だけの、自分の家のサイズにぴったり合ったオリジナルの黒竹玄関すのこは、必ずお客様に喜んでいただけると自信を持っているのです。