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日本最大級のショッピングモール楽天市場さんには、楽天大学ラボという学びと成長の場を提供するメディアがある。ここでの気づきは、楽天に出店している、していないに関わらず役立つ事が多いのだが、「イノベーションの現場から」というシリーズ動画で、竹虎を取り上げていただいた。取材の様子を5月30日の「宇野常寛さんが来社、楽天大学ラボ取材」でご紹介しているが、取材が終わってからどんな動画が出来あがるのか、ずっと楽しみにしていた。
00:00 オープニング
03:20 忘れられゆく竹文化
06:35 竹を知るきっかけを作る
14:00 なぜユニークな竹細工に挑戦するのか
16:37 ユニークな発想の源とは
21:12 竹の魅力を伝える
24:45 「伝える」活動の意義
30:41 竹文化を後世に残す
36:32 取材を終えて
動画の内容は、このような目次になっている。オープニングから自分達が直面している課題と、竹製品が日本の生活から消えつつある現状に対して、どのように向き合っているのか?そして、忘れられてしまっている竹を知るきっかけを作るための取り組みについてお話しさせてもらった。自分たちは、ブログやYouTubeチャンネルなども活用して竹の魅力を発信し、竹文化に触れる機会を提供したいと思い続けている。
竹の新しい可能性を探求し、従来の枠にとらわれない発想で竹細工を進化させる事が、竹製品の魅力をより多くの人に伝えることができると信じている。一見、ユニークにも見える虎竹製の電気自動車などは、その最たるものだ。
今回の動画は、楽天市場に参加されている6万社が毎日アクセスする管理画面の中央にバナーを貼っていただいている。ここは、嫌でも目に入る一等地だ、これを機会に日本唯一の竹を知る方も少なくないかも知れない。竹は日本人の誰もの心に眠っているモノなので、もしかしたら竹や竹文化に関心を持つ方もおられれば、この上なく嬉しいです。
先週の高知新聞に、地元須崎から唯一よさこい祭りに出場するチーム「すさき~真実(まっこと)~」の取り組みが掲載された。よさこい祭りに出場する踊り子の皆さんの衣装、音楽、地方車などは毎年新調されるのが普通なのだが、今年は代表の大崎さんが言われるように「縁が重なり」、これらを全て地元で担当するオール須崎での参加となる。
衣装は、東京やロンドンでもデザインの経験をされて須崎市内の商店街に店舗を開いたホホ衣類さんが担当、音楽は市内出身のNEW CINEMA WEEKEND81さん、地方車は竹虎が製作する。
須崎は太平洋に面した高知県にあっても特に魚へのこだわりの強い魚の町だ。そんな須崎らしく、高台から見た暁が今回のテーマ、この衣装製作には地元の須崎総合高校の生徒さんが関わっている事も今度のよさこい祭りが、次世代を担う若人にとって貴重な経験となりそうで素晴らしいと思う。
地域全体が一丸となり、よさこい祭りを盛り上げていく事が、自分の小さな頃には人通りと車の往来が絶えなかった商店街のような活気ある須崎市の絆を深め、次世代へ繋ぐ大切な機会となればいい。そのためには、来月から開始予定の虎竹の地方車は、心して製作していかねばならない。
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JR東日本の新幹線の車内誌「トランヴェール」は、旅をより一層楽しくするための情報満載の雑誌で、旅行者には楽しい一冊だ。自分も新幹線に乗る機会があれば、必ず手に取ってペラペラとめくってしまうこの最新号に、竹トラッカーと竹虎の取組をご紹介いただいている。
国内外で色々とお世話になっている、BBT大学院教授の谷中修吾さんの記事の中で掲載いただいたものだが、トランヴェールを見た知人から次々とお知らせを頂戴して有難い。届けて頂いた本は、やっぱりオモシロイ(笑)隅から隅まで読んでしまった、やはり誰もが気になる人気の冊子だ。
さらに先日は、全国法人連合会さんの発行する「ほうじん」に取り上げて頂いている。法人会は税のオピニオンリーダーとして国と社会の繁栄に貢献する経営者団体だが、全国75万社が加入されているのでご覧になられた方もおられるかも知れない。「老舗の肖像」として創業天保九年の青森の株式会社堀江組さんと並んで掲載いただいたが、老舗を守り継続させていくのは至難の業でもある。こうした掲載を声援と思って、進んでいきたいです、ありがとうございます。
さて、今日は先日少し触れさせてもらっていた楽天大学ラボさんの取材についての話題だ。楽天大学とは聞きなれない方も多いかも知れないけれど、インターネット通販でも有名な楽天市場にある出店々舗の学びの場で、実は今年から新しい切り口のコンテンツを製作されている。
「人生を豊かにする大人の学び場」をコンセプトに、様々な動画配信を開始されており、今回の動画では評論家の宇野常寛さんが、それぞれの会社を実際に訪れ、現場から鋭い視線を向けるという趣向のようだ。楽天参加店舗として熊本県にある有限会社「宮川洋蘭」さん、宮城県石巻市「愛情たらこのみなと」さんに続き、有難いことに三社目として竹虎を選んでいただいた。
竹虎の扱う竹籠や竹ざる 等の竹製品はかつて、日本人の生活に欠かせない存在だつた。しかし、近年のライフスタイルの変化やプラスチック製品の普及により、その多くは姿を消しつつある。
そんな中、130年の歴史を持つ老舗竹屋「虎斑竹専門店 竹虎」では、時代に逆行するかのような竹の新たな可能性を追求し続けたいと模索している。
まさに取材の当日朝、台湾から凱旋帰国した竹トラッカーは、その代表的な一つだと言える。地域特産の虎竹を使った電気自動車で、海外では遥か遠くメキシコ、国内では横浜や山口県まで走り竹の魅力をお伝えしてきた。
竹の持つ強さとしなやかさを活かした環境に優しいEVとして、新しい可能性を示すシンボルとしても多くの注目を集めてきた。取材にお越しの宇野さんもこの竹トラッカーに興味津々で、実際にその技術とデザインに触れて頂いた。
さらに、スペインのボックスカートレースに参加した「REIWA-125号」も忘れてはいけない。この竹製カートこそ、竹虎のチャレンジ精神を体現するもので、レースでは、多くの観衆を驚かせ、強烈な印象を残せたのではないかと思っている。
そして現在、創業130周年を記念して、虎竹製のよさこい祭りの地方車(じかたしゃ)にも挑もうとしている。4tトラックを虎竹で装飾していくプロジェクトで、長くお世話になってきた地域の皆さんと共に竹の明日を切り拓いてゆく事に繋げていければと考えている。
よさこい祭りは高知県を代表する祭りであり、日本各地で200カ所を超えて広がっている。そんな祭りの車体を竹虎が手掛ける事で、竹文化の魅力をさらに広く発信したい。宇野さんとの対談では、このプロジェクトに込めた思いや狙いについてもお話しした。
竹虎のイノベーションは、ただ単に新しい製品を作るだけではない。年々失われていく日本の伝統文化を存続させるためのロールモデルとなれればいいと考えている。自分では少しも突飛ではないものの、新しいアイデアやチャレンジを通じて、竹に新たな価値を生み出し、次世代にその魅力を伝えていくことを目指している。
自分達の仕事の背景には、竹に対する深い畏敬の念と、竹文化を守り続けたいという強い思いがある。竹は、日本の自然と文化に深く根ざした素材であり、その秘めた可能性は無限大だ。竹を使った製品やプロジェクトを通じて、多くの人々に竹の魅力を知ってもらい、興味を持ってもらう事が竹文化を次世代に伝える一助となり、さらに多くの人々に竹の魅力を届けることができると信じている。
今回の楽天大学ラボさんの取材は、来月6月18日に公開予定。動画のタイトルは【イノベーションの現場から】竹虎の新しい夜明けぜよ!ー竹の未来を切り拓く老舗竹屋の"型破り"(仮)だそうだ。今から楽しみです!
本日、楽天大学ラボさんが虎竹の里にお越し頂く事になっている。心配していた天候は、やはり日頃の行いだろうか?最高の撮影日和とはいかないまでも雨天ではないようだ。しかし、楽天大学と言うと学長の仲山進也さんがすぐに思い浮かぶ、以前、仲山学長には新春に企画した講演会のために高知にお越しいただいた事があったのだ。
ああ懐かしい(笑)そう言えば、あの時には当時知事をされており現在衆議院議員の尾崎正直氏にもご登壇いただいた。いつ頃だったかなあと思って見ていたら、もう12年も前の事だ(笑)。
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さて、実は楽天さんには、楽天ドリーム(Rakuten DREAM)「伝え続ける竹の魅力」として一度取材いただいている。日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」を製作して高知から横浜まで1000キロを走行した時に、一番の難所だった箱根越え直後から同行してもらい、その日のホテルに到着してお話しした内容を動画にしてくださっている。
あれから数年、特に何が変わったという事もないけれど、その時の担当の方もおられるようなので再会が楽しみだ。楽天ラボさんが、どのような動画を製作されるのか2本の動画をご紹介いただいた。
ああ!何と2社とも良く知っている会社様だ!ひとつが楽天市場では知らない人はいない有名店、熊本県にある有限会社「宮川洋蘭 」宮川将人さん。農家ハンターとしてテレビ番組「情熱大陸」にも出演されるほどの活躍で地域活性化に尽力されている方だ。そして、もう一社が2015年の年末に高知にお招きした事もある宮城県石巻市「愛情たらこのみなと 」木村一成さんだった。宮川さんにせよ、木村さんにせよ、自分などとは比べられないような活動をされている。竹虎でよいのだろうか?などと思いつつ、来社いただく評論家の宇野常寛さん初め、皆様にありのままの全てをお預けしたい。
一般社団法人倫理研究所という社会教育団体がある。自分と倫理研究所さんの関係は、もう随分と前になるが倫理法人会という全国に737カ所ある経営者の勉強会にお誘い頂いた時にさかのぼる。毎週、経営者モーニングセミナーという朝の集まりがあって、早朝6時30分から会場では元気な声と笑顔の挨拶が飛び交っている。自分も最初はビックリしたけれど、社員の方からしたら、出社前の朝早くから各会社の社長さんが集まって熱心に学んでいる姿は驚きしかないかも知れない。
自分はモーニングセミナーに参加させていただく機会は少なくなったけれど、竹虎の朝礼 は倫理研究所「職場の教養」を使って開催するのが朝の日課となって続いている。また、万人幸福の栞は今でも書棚に置いてあるので開いてみる事があるけれど、一つの指針となる事が多い。
今回「新世」という発行誌に掲載いただく事になった。実はこの本の事は取材で初めて知ったのだけれど見本誌をいただいて拝見すると素晴らしい内容だ。そこで、竹虎が掲載されている5月号を少し余分に頂いて、ウェブサイトのお客様にお届けしたいと考えている。明後日から情報公開OKとの事なので、新年度である4月に入ってから抽選でお届け予定にしている。
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「WBC」と聞けば、一体何を思い浮かべるだろうか?日本では野球が人気だし、侍ジャパンなどが騒がれていたのでWorld Baseball Classic(ワールドベースボールクラシック)の事だと多くの方が思うに違いない。ボクシングの好きな方なら、World Boxing Council(世界ボクシング評議会)と言われる事もあるだろう。
しかし、一億二千万人ほどいる日本の中で、ほとんど誰も考えもしないけれど、自分達が「WBC」と聞けば世界竹会議(World Bamboo Congress)しかない。つまり「WBC」の「B」は野球でもボクシングでもなく、Bamboo(竹)なのだ。世界中に竹はあるので、3年に一度くらいの間隔で様々な国で開催されてきたが、実は日本でも1992年に熊本県水俣市で第3回世界竹会議が開かれている。
歴史を重ね、今回来月4月18日からの第12回目の会場は台湾新竹市の国立陽明交通大学(National Yang Ming Chiao Tung University)だ。台湾の竹活用は多彩で目を見張るものがあり見どころが多い、そのため会期の後半は会場を南投県草屯の国立台湾工芸研究所 ( National Taiwan Craft Research Institute)に移して開かれる。
こちらの研究所には一度お伺いした事があるが、日本では見たことのないような先進的な竹工芸があって心が躍るような驚きがあった。あれから随分経っているので、ますます進化した台湾の竹活用がみられると思ってワクワクしている。
有難い事に、RKC高知放送「こうちeye」で世界竹会議へ出発する虎竹電気自動車「竹トラッカー」を取り上げて頂いたが、このような世界各国から竹活用の志を持った方々の前で走れるのは大きな意義がある。
はじめ国立陽明交通大学と見た時に「交通」と付いているので、自動車関係の専門校かと勘違いしていたが、とんでもない!交通大学というと「総合研究型大学」の事で、何と台湾でもトップ4に入る名門大学なのだ。このキャンパスに2キロの特設コースを設置いただき走らせていただけるので、竹トラッカーへの期待の高さに少しプレッシャーを感じているほどだ(笑)。
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第12回世界竹会議台湾(World Bamboo Congress)は、来月の4月18日~20日まで第一会場である台湾新竹市の国立陽明交通大学とで開催され、その後4月21日~22日は第二会場の南投県草屯の国立台湾工芸研究所に移動する。
創業130周年という事もあり、前回のメキシコ大会に続いて参加させていただく日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」だが、今回は第一会場に特設コースを設けてもらっている。その距離、なんと2キロメートル!
4月18日~20日までの3日間、午後1時から30分間は世界からの竹 の専門家の方や研究者、工芸家の方々を乗せて思う存分に走行させてもらうつもりだ。坂道などではパワー不足になっていた寿命が近いリチウム電池を載せ替え、新品同様になって馬力は十二分。
一足先に台湾に向かうべく、先週の金曜日に竹虎本社をトラックに載せられ出発する竹トラッカーの様子を、いつもお世話になっている高知新聞さんに掲載いただいた。
太平洋を横断せねばならなかったメキシコに比べると、すぐ近くのお隣の国だと思うけれど、近年の国際情勢など鑑み余裕をもって一カ月という時間をかけて輸送する。
自分が世界竹会議の会場に着く頃には、用意いただいている設置場所に無事に鎮座していると思う。虎竹アーマー装着して乗り込みます、「日本の虎竹ここにあり」の心意気?です(笑)。
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雑誌「家の光」はJAグループの出版・文化事業を営む一般社団法人家の光協会さんが手がけている。元々は農林水産省が所管されていたそうで、農家さんを中心に多くのヘビーユーザーがおられるようだ。この雑誌の【ふるさとダイアリー】のコーナー「広がれ!地域の根っこ」で取り上げて頂いた。
「地域の根っこ」とはJAグループらしいネーミングだが、自分たちの虎竹はまさに根っこであり全てがここから生まれ、ここに戻ってくる。つい先日、真竹を使う青竹酒器 のお話を料理関係の方と長く話していて、青竹は竹と言っても生鮮野菜と同じだと考えてくださいとお伝えした。
青竹は瑞々しくないと値打ちがないけれど、反面カビやすく、切り口から美しい青さはドンドン色褪せていく。しかし、思えば青竹でなくとも虎竹も土佐藩政時代には現在のように成育していなかったものを、明治になって以降、移植して育てながら竹林面積を拡大させてきたのは、まさに農業だろう。だから良く耳にするように、1次産業×2次産業×3次産業=6次産業化が不可欠なのだ。
随分と前になると思うのだけれど、「マネーの虎」と言う番組があったのを覚えていらっしゃるだろうか?これから新事業を考えられている企業家の方が、数名の敏腕経営者の方々を目の前にしてプレゼンし、投資金額を獲得するというエキサイティングな番組だった。実は、この番組がYouTube動画で復活している、その名も「令和の虎(Tiger Funding)」。竹虎なので「虎」という文字には敏感に反応するが(笑)、これだけなら自分にとっては「虎」繋がりでしかなかった。ところが、何とこの番組の司会者として元RKC高知放送のアナウンサー雫石将克さんが登場されているのだ!
RKC高知放送さんには今まで度々取材頂いたり、スタジオにお招きいただき番組に出演させていただくなどお世話になっている。そして、その時に当時アナウンサーとして活躍されていた雫石将克さんに初めてお会いさせて頂いた。爽やかな笑顔が印象的で、お隣の高橋生さんとの息もピッタリだった。
慣れないスタジオでアタフタしていると、駆け寄って来てくれてマイクを調整いただくなど、細やかな心配りや優しさも感じていた。
そんな雫石さんが久しぶりに竹虎に来店されて虎竹名刺入れ をご購入いただいた。令和の虎×虎竹名刺で、こちらの相性もピッタリではないだろうか。新しい分野にチャレンジしていく中で、今まで出会った事もないような方々と挨拶する機会があると思うけれど、その一期一会に日本唯一の「虎」が登場する事になる。
雫石さんは、日本一マッチョなアナウンサーとしてジムやヨガスタジオもされている。しばらく見ないうちに身体が何倍にもなったように思えてビックリしたものだ。虎は千里行って千里帰る、と言われるように覇気に満ちている、今回の「令和の虎」をキッカケに千里、万里と進化して又何倍も大きくなっていかれる事だろう。雫石さん、応援しています!