須崎市の観光大使となって活躍するデイビッド・ブハダナ(David Bouhadana)さんが、日本唯一の虎竹の里にお越しいただいた。デイビットさんは、アメリカで寿司職人として名を馳せる一方、日本文化や地域の魅力を世界に伝える活動を行われている。須崎市の観光大使となられたからには、より深く地域の魅力を知りたいと考えて竹虎に来られたのだった。
虎竹の歴史や特徴について話を聞き、その美しさと不思議さ、希少性に驚かれたのではないかと思う。虎竹は日本で唯一、高知県須崎市安和地区にのみ自生する特別な竹である。竹の表面に自然に浮かび上がる虎模様は、世界的にも珍しく、その独特の風合いが高く評価され現代にまで続いてきた。
今回、デイビットさんに竹虎の工房と店舗を見学していただき、竹職人の技術や竹製品の多様性に触れてもらった。そして、せっかくの機会なので竹製電気自動車「竹トラッカー」に同乗いただく。竹の強さと軽さを活かして作られた車体に喜んでいただいたのではないか思う(笑)。
須崎市の魅力を世界に発信するデイビットさんには、また今週にお越しいただく予定になっている。虎竹の文化とその可能性に深く感じ入られたように、他に来高される海外の方々にも虎竹を含めた地域の魅力が伝わっていければいいと思う。
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