皆さま、いつも竹虎をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。この度、ボクたち竹虎は、楽天市場における最高の栄誉である「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2024サステナビリティ賞」を受賞することができた。日頃のご支援と温かい応援を頂く全国の皆様のおかげです。感謝申し上げます、本当にありがとうございます!
老舗竹屋であるものの、経営環境の変化や輸入竹材の増大になどで赤字が続き、倒産・廃業の一歩手前だった竹虎が、楽天市場に出店させて頂いてから早いもので22年になる。デパート催事、観光施設への出店、イベント販売、ギャラリーでの個展、紙通販と何をやっても失敗ばかりで、最後の最後に海のものとも山のものとも分からないインターネットに、ワラをも掴む思いで挑戦した。
田舎の小さな竹屋だ、情報も何もない時代だった。流れの早いインターネットの中でも、とりわけ浮き沈みの激しい日本最大級の楽天市場では、日本各地から全ての業種においてトップレベルの強者が集う中で翻弄され続けた。
まったく先行きの見えない、五里霧中のような時代で試行錯誤の繰り返し。地域資源の虎竹の素晴らしさを一人でも多くの方に伝えたいと、その想いだけで続けてきた。それでも、虎竹の里を守り続けたい、地域の職人技を繋ぎたい、何度口にしても思うように成果が出せず、周りの心は離れていく。
不甲斐なく思い、挫けそうになることもあったが、そのたびに支えとなったのは、お客様からいただく温かい言葉だった。
「竹虎の商品が届くのを楽しみにしています。」
「国産の丁寧なつくりに感動しました。」
「竹のおかげで生活が快適になりました。」
そんな声と共に、ひとり又ひとりと、負け戦のような毎日に共感してくれる仲間が増えていく。
すると、また、応援の声が大きくなり、その好循環が竹虎の原動力になってきたのかも知れない。
今回の受賞は、竹虎を信じて選んでくださったお客様、そして共に汗を流して頑張ってくれた社員全員の努力の結晶だ。そして、地域の方々や内職さん、協働会社様、一緒に竹林を守り育ててくれる職人さんたちなど、多くの方々の支えがあってこその成果だ。この場を借りて、改めて心からお礼を申し上げたいと思う。
受賞の喜びを胸に、これからも「虎竹のある暮らし」をお届けしたい。竹の持つ無限の可能性を追求し、新しい商品開発にも果敢に取り組んでいくので、どうぞ今後とも応援をお願いたします。
最後に、この30年ブログ「竹虎四代目がゆく!」を読んでくださっている皆様へ。インターネット通販に、モール店も自社ドメイン店もない。竹虎楽天店22年間の歴史は、皆様と共に歩んできた歴史そのものだ。楽天市場を、あまり知らない方々も、日頃利用されていないお客様方も、実は皆様がこの大きな受賞の背中を押してくださっている。
だから、夢のまた夢であった、楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2024サステナビリティ賞の感謝の気持ちは、皆様お一人ひとりにお届けしたい。今日から、初めて出店する気持ちで頑張ります、本当にありがとうございました。
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