「ハゼ夫」と笑われた、アトピー男が作った竹炭石鹸

竹炭石鹸


ボクは高校一年生の時、周りから「ハゼ夫」と呼ばれて笑われていた。全寮制の中学、高校と6年間を過ごした明徳義塾は、高知でも陸の孤島と呼ばれた横波半島という所にあった。手つかずの山の中に、突然校舎ができた様な学校だったから、突然顔が赤く腫れあがった時には、てっきり近くの森にあるハゼの木にかぶれてしまったのだと思い込んでいた。


数日経てば良くなると思っていたけれど、まったく赤みがとれない。24時間ビッシリとスケジュールが詰まっている寮生活では、病院に行く機会も限られていて、高知市内の病院で診てもらったのは随分と後だったと思う。それから長く通う事になる、皮膚科の先生は一目見てすぐに塗薬を出してくれた。それが、魔法の薬ステロイドとの出会いだ。病院で薬を付けてもらって、あちこちの病院に立ち寄りながら生徒を乗せて明徳に帰り着く頃には、赤みがすっかり引いていて驚いた。


竹炭石鹸


実はボクは、小さい頃からアトピー体質で、母が病院でいくら使ったか分からないという程、通院していた。全寮制の学校に入学して数年間は、症状がなかったのに急に再発したのだった。それから、長い長い皮膚病との闘いと言えば大袈裟だが、付き合いが再開する。


大学卒業後は、出張で2~3週間ホテルで生活せねばならない事が続いた。その時、風呂場に備え付けの石鹸が肌にピリピリ刺激があって使えない。そこで、アトピー体質で敏感肌の自分でも安心して使える石鹸が欲しい!そう思って作ったのが、現在発売以来40万個を売り上げている虎竹の里竹炭石鹸なのだ。


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もう20数年になる、とにかく必死だった、全国の石鹸メーカーさんからサンプルを取り寄せて自分で試してみた。竹屋の仕事で、埃まみれ、強い日差しの中で汗まみれになる身体を、スッキリ洗い上げる事、それでいて肌にやさしく刺激がなく、洗った後にしっとりしている事。当時はクロネコヤマト便さんもあまり使わせてもらっていなかったが、まるで定期便でも届けるように毎日配達物が届く、呆れられるようになった頃に「これだっ!」と思ったのが地の塩社という会社だった。


最高級竹炭


竹と共に100年の知見のある、自分達ならではの石鹸ができると信じて吸着効果の高い竹炭にこだわった。健康な竹林の孟宗竹、昔ながらの土窯づくり、1000度の高温、熟練の技で焼き上げられる竹炭微粉末、メーカーの研究室にお伺いして、含有率もギリギリまで調節して完成した。石鹸素地、竹炭、水だけで作られた、ボクが毎日愛用する無添加石鹸を今回皆様に御試用いただきたくて、ミニ石鹸無料プレゼントを開催した所、即日予定数か無くなったとの事で、本日午前から改めて開始するので是非この機会にお試しください。


ちなみに、ボクは「どこの美容クリニックに行かれてますか?」と真剣に聞かれる事がある。都会では、男性の方も美顔などに気を使ってプチ美容というのか、美肌、アンチエイジングなどメンテナンスをされる方もいるようだ。ボクをご覧になられて、年齢の割に肌ツヤが綺麗だからと言われていたが、自分の場合は竹炭石鹸のみ。これだけで使い続けている。





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