地球温暖化なのか、確かに気候が変わってきている。夏が早くやってきて、もう9月も中旬だけれど、まだまだ続く気配だ。外で働く方を中心に、今年はファン付きベストをあちらこちらで見たような気がする。やはり、それだけ気温が高い証拠かも知れない。
夏に欠かせなくなった竹を使った笠は、昔から日本各地で色々と編まれてきた。職人が少なくなり製造数は減っているものの、このクバ笠のようにまだまだ伝統は続いている。
水に強く素材が何処でも手に入った竹皮は、笠にも多用されてきた。菅笠のように、細い竹ヒゴを回して本体の骨に留められている。
網代編みの竹笠では、まず托鉢笠。一般的に使われるものではないから、個人的に使用しているのは日本でも自分くらいだろうか(笑)?
竹網代笠は、海外出張にも持参するようになった。暑いのは日本だけではない、世界的に必需品なのだ。
ひさしの広い笠の方が涼しさは抜群なのだが、動きやすいのは、やはりツバの小さな竹帽子だ。これなら、人混みにも歩いていけるし、車の運転もできる。
そうなのだ、実際に都会では電車乗ったり人との距離が近いことが多く、笠が邪魔になってしまう事がある。
そこを逆手にとって開発したのが、ウィズコロナ(COVID-19)時代のソーシャルディスタンス帽子!暑さ対策にはなりません!
そうそう、それと先日できあがったばかりの虎竹フードカバー、これは帽子ではありません。
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