クロッシュ(cloche)をご存知だろうか?多くの方は、呼び名は知らずとも一度くらいは見た事があるのではないかと思う。西洋料理で、温かさや鮮度保持のためにかぶせている銀色のカバーがそれだ。クローシュとも呼ばれているようだが、フランス語で釣鐘の意味で、まさに帽子のようにも見える独特の形でテーブルで異彩を放っている。
主に銀製である事が多いけれど、ガラスや大理石、ご家庭ではガラス製が一般的だと思う。ところが、やはり、ここは虎竹の里、普通なら銀製のドーム型の蓋さえも、やはり日本唯一の虎竹製なのだ。
職人が遊び心で製作した虎竹クロッシュ、金属やガラスなど冷たい素材と違って温かみがあるのが一番の特徴だ。
更に通気性の良さが機能面で大きく異なる、果物やパンなどの保管には向いていそうだ。
面白がって製作してみたクロッシュだが、案外虫除けなどに活躍しそうで期待している。
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