ベランダで作る、日本古来のスーパーフード「梅干し」

梅干し、土用干し


近年、宗教的な修行のようなものではなく、健康やダイエット目的に断食をされる方も少なくない。全国各地に断食を指導する道場のような施設があって、先日も断食を体験されたという方のお話しを聞いた。そしたら、何も食べないのかと思っていたら、実は梅干しを一日に1粒か2粒か口にするようだった。


梅干し、土用干し


アルカリ食品でもあり、抗菌作用があって、ビタミンやミネラルが豊富、そして腸内環境を整えるのだから、断食で弱った体には最適なのだろう。改めて、梅干しは日本古来のスーパーフードだと思う。なので、例年6月から7月あたりになると、ホームセンターでも梅仕事のための保存瓶が並んでいたりするし、竹虎でも土用干し竹ざるへのお問い合わせが多くなる。


四ツ目竹ざる


昔から万能薬とも言われるほど、様々な栄養や効能がある梅干し作りには天日干しが欠かせない。今年は網代編みの竹ざるの他に、前々から製作したいと思っていた通気性の良い四ツ目編も沢山用意できた。


四ツ目竹平かご


はじめて梅を漬けられる方も増えているので、今後は大型の60センチよりも少し小振りで、ベランダ等で使いやすい40センチや、ハーフサイズのエビラ籠を多めに編んでいきたいと思っている。





コメントする