職人全員参加でピッチを上げて進めてきた地方車製作。連日の猛暑だから、時間との闘いであると共に、暑さとの闘いでもある。
よさこい地方車の主な役割は、踊り子の先頭を走って大音響の音楽を鳴らす事だ。それと、もうひとつ、地方車の上からチームの煽り役が声掛けしたり、歌い手がマイクを握る事も多い。荷台後ろには大きなスピーカーが設置されていて出入りできないので、側面にはドアが必要だ。
そこで、助手席側には狭いながらも出入りできるドアを設置している。
大きなシート状にした六ツ目編みを、二枚繋いで側面を飾っていくのだが、ドアの部分は竹ヒゴを切断してズレないように製作している。
ドアを出来るだけ多く開けるために、この部分少し間隔をとる事にした。
炎天下の地方車作りは、もうすぐ終わる。
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