一体何人で玉入れ競争をするつもりだろうか!?こんな特大の真竹玉入れ籠が出来あがった。ところが、実はこれくらいのサイズの六ツ目編みの竹籠は、たまに製作させてもらう事がある。たとえば、背負い籠では、重量のあるものだと大き過ぎたら担げないが、落ち葉籠として使うのなら大丈夫だったりする。今回の特大玉入れ籠も、実は玉入れ競技ではなく繊維関係の仕事用として使われるものだ。
さて、ここに小石を入れて編み込んだ籠がある。護岸用として使われて来た蛇篭を思わせるものだが、サイズはずっと小さくて箸置きとしてお使い頂いている。
全く同じ形で少し大きく編み上げた虎竹ヘチマ籠には、お客様のご要望で最高級竹炭を入れてインテリアを兼ねた竹炭籠としている。同じ竹編みでも、大きくしたり、小さくしたりで用途が全く異なり面白いが、新年に向けてこれらの竹籠をヒントに準備をする予定だ。まだ半年も先なのに気が早い(笑)。
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