真竹で編んだ御用籠にスズ竹市場籠のようなパイプ持ち手を取り付けた、コンテナ手提げ籠バッグ。これくらいのサイズ感なら女性の方にも持ちやすく、使いやすいのではないだろうか。巷にあふれるプラスチックコンテナに取って変わられて、今ではすっかり見ることのなくなった竹製御用籠を身近に感じてもらえると嬉しい。
先週、ボクがコインランドリーまで洗濯物を5キロ入れて持っていったコンテナ籠と比べてみると、これくらいの大きさの違いがある。見た目も違うが、特大サイズは竹ヒゴもワンランク厚みがあるから手にした時の「ズシリ」とくる重量感が全く違う。小さいサイズ(と言っても普通サイズ)は、コンパクトに軽量化して、かなり持ちやすくなっている。
外に持ち出すだけでなく、室内でも野菜籠やマガジンラックなど、持ち手が付いた動かしやすい物入れとしても活躍する。
小さくしたからと言って、堅牢さ丈夫さは全く損なわれていない。力強い縁竹や力竹が十二分に入っているので、安心してガンガンお使いいただける。
数年使っていると、このような色合いに落ち着いてくる。まったくもって、良い歳の重ね方だ(笑)、日本は高齢化が進むそうなので、自分も含めて、ますます竹を見習う事が多くなるのかも知れない。さて、これだけ使い込んでいくと重さは3割減、反比例して愛着は10割増しだ。
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