お力を貸してください。明後日スタートの虎竹で製作!よさこい祭り地方車クラウドファンディング

竹虎四代目(山岸義浩)、虎竹


連休も明けて、明後日の9日(木)正午からはじまる「よさこい祭りの地方車を土佐の虎竹で!創業130周年記念の地元盛り上げプロジェクト」がいよいよ迫ってきた感じだ。朝早くから起き出して、使用する虎竹を選別していたが、今から焦ってもどうなるものでもない(笑)。しかし、考えれば、考えるほど今度のよさこい祭りの地方車は、大きな4tトラックの荷台に製作していくので簡単な事ではないように思えてくる。


よさこいチーム「すさき ~真実(まっこと)~」


今までの小型のEVなどと大きく異なる所は、二階建てとなっている構造と、数名のメンバーや踊り子が上にのって激しく動いても大丈夫なように頑丈に作らねばならないという点だ。なので、単管(鉄パイプ)を使い、ガッチリとした骨組みを仕上げた上に、虎竹を使い製作していく形になると思う。まず、耐久性が必要なので、この基礎の部分には既に9年間も出場経験があり、地方車を毎年作られてきた「すさき ~真実(まっこと)~」さんにお力添えいただく事になっている。


虎竹、tiger bamboo


そして、問題はそれからだ。今のところデザインや構想等、まったくゼロの状態だが、今回のよさこい祭りは踊り子はもちろん、音楽、踊り、衣装、そして地方車までオール須崎で繋がり作り上げていく。日本いや世界でも類を見ない虎斑竹と、虎竹文化は地元須崎の自然が生み出し、土佐藩政時代から続いてきた伝統が育んできたものだ。須崎らしい、虎竹の里ならではの地方車にせねばならない。


山岸宇三郎


「お前、また何やってんねん!?」


初代の宇三郎曾祖父は言うだろうか。でもね、大阪天王寺から外国のように遠かった土佐まで竹を求めて来て、見知らぬ土地で苦労した人だ。100年前、小舟から初めて降り立った虎竹の里の浜から見上げた虎竹が、地方車になって地元の踊り子を盛り上げる。きっと喜んでくれているに違いない。


竹虎本社工場


須崎市は人口減少で2万人ちょっとと少し寂しい地域になりつつある。だからこそ、自分達の創業130周年という長きに渡りお世話になってきた地元須崎に、恩返しの気持ちも込めて元気づけて盛り上げられるような、最高の地方車にできればと思っています。頼りは、この竹と職人と、そして皆様の応援です。何卒よろしくお願いいたします。


「よさこい祭りの地方車を土佐の虎竹で!創業130周年記念の地元盛り上げプロジェクト」
応援こちらから



コメントする