竹虎は皆様のお陰で創業130年の節目の年、そして、一昨日の4月1日は竹虎の第74期のスタートの日だった。実は月に一度、全員が一堂に会する全社会議を開催しているが、そこで遂に正式発表したのが「よさこい祭りの地方車を虎竹で製作するコラボ企画」だ!4月1日だけにエイプリルフールとも思われそうだが、さすがは竹虎社員の皆さん。竹虎四代目が前に立って話すことは、いくら荒唐無稽のようであっても真剣だと知っている。
だから担当する職人達は、一番後ろの席で一斉に下を向いた。全くどうしていいのか自信もアイデアも何もないのだ。けれど、安心してもらいたい!全然自信なくて、どうすれば良いか皆目見当もついていないのはボクも同じ(笑)。
しかし思い出しもらいたい、岡山科学技術専門学校さんから譲って頂いた、車輪の付いた車体骨組みを初めて見た時の事を。
練習する坂道で転んでばかりいて、笑われていた竹虎四代目を。
付き合わされて軽四トラックで、車体を坂の上まで引っ張り上げている時、あのスペイン・ハラパの大歓声が聞こえたか?
竹虎創業125周年記念!REIWA-125号と虎竹アーマーで挑むスペイン・ボックスカートレース、大興奮のスタートからゴールまで
東京よみうりランドで競ったRed Bull Box Cart Raceにて、全国から集まった強豪の中で準優勝するなどと想像できたか?
準優勝!レッドブル・ボックスカート・レース 2019(RedBull boxcart race)よみうりランド特設会場
もともと大阪天王寺で創業した竹虎は、戦後は虎竹の里に本社を移して須崎でしか成育しない虎竹で、今日まで仕事を続けてこさせてもらった。だからこそ、地元唯一のよさこいチーム「すさき~真実(まっこと)」さんとのコラボ企画の意味は大きい。南国土佐の夏は暑いけれど、今年は更に熱くなりそうだ。
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