山間部に残る炭焼きさんから伝えられる竹炭窯にも実は色々な形があって面白い。竹炭窯の作らている場所も、自宅のすぐ横にある場合もあれば、細い山道をずっと登って行った森の中に作られている事もある。この焚口が二つに分かれている竹炭窯は舗装された道路脇にあって作業の効率が良さそうだ。
昔ながらの伝統の土窯で焼く竹炭(バラ)は、基本的に丸竹をそのまま窯に入れて焼き上げている。最高級竹炭との最初の違いは、この竹素材の下ごしらえだ、これから更に乾留といって竹材に含まれる水分量を一定の割合にする工程もあるから、最高級竹炭には一手間も二手間もかかっている。
しかし、比較的に手間を省かれた竹炭と言っても、その機能面では例えばトイレの消臭などの匂い取りであったり、湿度の調整能力では、最高級竹炭より得意な部分もあるから竹炭(バラ)も凄い。
黒染めに編み込んだ国産竹籠に、竹炭(バラ)を2キロ入れたセットなどは届いたらすぐにお使いいただけるのでお陰様で好評だ。YouTube動画でご紹介している竹炭(バラ)の洗い方などご覧いただきご愛用して欲しいが、昔ながらの素朴な山の土窯は改めてご紹介したい。
コメントする