放置竹林で困っています、竹が生えないようにどうすれば良いでしょうか?

孟宗竹


竹が増えて過ぎて困っています、生えないようにするにはどうすれば良いでしょうか?」このような事を聞かれる事がある。竹を育てる事に注力する自分に聞くとは、放置竹林の問題は意外とあちらこちらにあるのかも知れない。しかし、その竹は何処に生えているだろうか?日本には600種とも言われる竹の種類があるけれど、どんな竹だろうか?生えなくするという事は竹林全てを無くすのか、邪魔になっている所だけを何とかしたいのか?それぞれによって方法がある。


孟宗竹


恐らく、増え過ぎで困っているのなら小型の笹類ではないと思う。多くは筍を採らなくなり管理されなくなった日本最大級の孟宗竹ではないだろうか。


真竹


あるいは竹細工に使われる事の多い真竹かも知れないが、いずれの竹にしても成長が早い竹を生えなくするには皆伐するのが一番だ。ただし、全て伐採したから終わりではなく、竹の地下茎は生きているので次の年も筍は伸びてくる。竹になってからでは伐採が大変なので、筍が伸びてくるタイミングで何度か竹林に行って筍を倒すという方もいた。


蓬莱竹


南方系の蓬莱竹は、株立ちでいくら年数を重ね大きくなっても他の所に地下茎が伸びていく事がないから、あまり目くじらを立てられる事はない。しかし、仮に蓬莱竹を取り除きたい場合だとしても、一回や二回全ての稈を伐り倒したくらいでは、逞しい地下茎はビクともしない。季節になれば伐り株から新しい竹が伸びてくるから重機に頼るしかないと思う。



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