今度の台湾大会にも、一時はチケット販売を中止したほど世界の国と地域から沢山の方々が集まると聞いている。会場が二つに分かれているのも特徴で、まず新竹にある国立陽明交通大学(National Yang Ming Chiao Tung University)で開催された後、第二の会場は自分も一度訪問した事のある南投県草屯の国立台湾工芸研究所( National Taiwan Craft Research Institute)だ。
前にサンパウロのジャパン・ハウス(JAPAN HOUSE SÃO PAULO)にお招きいただいた際、ブラジルに移民された方が持ち込んだ真竹を増やして作った竹林を散策して拝見させてもらった事がある。その竹に囲まれた中に建つ家屋に、たまたま当時から使われていた日本製の竹枕が置かれてあって目をひいた。気温の高いブラジルの夜を少しでも快適に休めるようにと思って、はるばる故郷から持参された物だった。大きなサイズだと、とても運べなかっただろうから、今回の籐枕と同じようにコンパクトで、けれど良く出来た構造でしっかりと作られたものだった。
John Hardyさんが、一泊して行けとウブドにあるホテルbambu indahのフロントに電話してくれた。あいにく空いてる建物がなくてバンブードームに宿泊させてもらう事になった。この夜の体験も強烈で確か3~4日連続でブログを書いている。
バンブーエレベーターや、ホテルにある竹の吊り橋など、日本では到底考えられない。
日本の孟宗竹だって、西日本の温かい地方なら結構大きな物がある。しかし、Green schoolの竹とは全く異なっていた。4月に台湾で開催される、第12回となる世界竹会議(World Bamboo Congress Taiwan)には何があるのか?同じ竹なのに世界には1300種もあるそうだから自分の知らない竹ばかり、それを知りたいと思う。