綺麗に仕上がってきた山葡萄の手提げ籠を見て、自分が長くトートバッグ代わりに愛用している棚編みの手提げ籠バッグも、いよいよ修理してもらう事にした。この籠は実は編まれてから100年程度経っているのではないかと言われる、農家さんで腰籠として使われていたものだ。
編み込みの歪みや、不揃いな葡萄ツルなど、最近の籠には見られない仕事道具としての迫力がたまらない魅力だ。大事に使って来たのだけれど、パソコンなど重たい荷物など入れた時にツルの折れやヒビが少しづつ気になっていた。
とうとう、底部分にはこのような大きな穴まで開いてしまっている。
底を付けて置く事は少ないけれど、底の四隅もこのような痛み具合だ。
よくよく見ていただくと、縦ツルを結ぶ横ツルも何本も切れている。
腰籠から手提げ籠にする際、取り付けてもらった持ち手も、この機会にもっと丈夫なものに替えたほうが良さそうだ。
さて、どんな風に手直しが完成するのか?今から待ち遠しいが、出来あがりはもちろん皆様にもご覧いただきたいです。乞うご期待(笑)。
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