母と虎竹の里

虎竹の里


昨日の9月18日は世界竹機構の定めた「世界竹の日(World Bamboo Day)」だった。まだまだ暑い日が続いていて、8月の18日なの?9月なの?と言うほどの日差しだが、さすがに日暮れが近づくと風が変わる。コンクリートに覆われた都会と違うのは、きっとこの辺りで、川が流れ田畑の広がる田舎では、虫の鳴が聞こえる時間帯になると急に過ごしやすくなる。


母と一緒に散歩に出ると、皆さん同じ気持ちなのだろうか、誘われるように遠くの畦道に歩いている方が見える。交差点で出会った近所の方と話しをしながら、虎竹の古里である焼坂の山を望むとも心なしか涼しさに安堵しているようだ。


稲と竹


もう稲刈りを済ませた田んぼがある。その横で、稲穂がたわわに実っているのを見て、先日通りかかった真竹の竹林を思い出した。稲は頭を垂れて後は刈り取りを待つばかりだけれど、その向こうに元気なく倒れそうな竹がある、この竹林にはテングス病が広がっているようだ。何を隠そう竹はイネ科であり、今は収穫の秋の只中だ、同じ仲間に負けるな!ガンバレ!と声をかけた。





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