虎竹ランドリーバスケットとしてご使用いただいてる竹籠は、定番の六ツ目編みで実に様々なサイズがあり、昔から多くの方に愛されてきた。しかし、これだけの大きさになって衣類を入れるとなると、底の力竹が必要となってくる。そこで、力竹をどう入れるか?何種類かパターンがあって、試してみたところ一番しっくりくるのがこの三角型であった。
もういつだったか忘れてしまうほど前だったと思うけれど、飴色に変わった白竹の籠に三角の力竹が入れられていたのを最近思い出した。力竹を考える時に以前見たイメージが、もしかしたら無意識に浮かんでいたのかも知れない。
そう言えば、以前の30年ブログにて、虎竹ランドリーバスケットなどに使われている六ツ目編みが、魔除けの印として知られていたお話しをした事がある。それでなくとも、編み目のひとつひとつを目の玉に見立てて、籠で悪霊を退散させる風習は昔から日本にあった。また台風が近づいて来る、多くの籠に囲まれながら目に見えない力や大自然に対する畏怖の気持ちを忘れないようにしたい。
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