八ツ目編みで仕上げた虎竹傘立てが新しく登場した。残念ながら、梅雨には間に合わず、ジリジリと照り付ける青空の下での新発売ではあるけれど、さすがにこれだけの大作になるとアイデアはあっても完成には時間がかかるものなのだ。
虎竹フロアライトをお求めになられたお客様から、同じ形と編み方で傘立てのご用命をいただいたのだが、実はそれまでもヤタラ編みの傘立ては年間十数個は製作させてもらっていた。
新しい傘立ては、直径が約30センチあるから一般のご家庭では少し大きすぎるサイズだ。コロナ後、飲食や観光に人が戻ってきている飲食店、旅館やホテル様でお使いいただけるように、最大約25本の傘を収納できる黒の艶消し塗装したスチール製の傘立てを入れている。
なかなか格好の良い傘立てだが、普通のご家庭用には大きすぎる。今度の雨までには、もう少し小振りなタイプも考えてみたくなる。
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